カシオがデジタルカメラ生産から撤退するというニュースが・・・
今から23年前、1995年、カシオは今のデジタルカメラの大本のような、カラー液晶ディスプレイを搭載し、撮った写真がその場で見られるQV10を発売しました。
しかも価格は¥65,000,-。
画素数はわずか25万画素でした。
事実上のデジタルカメラ時代の幕開けでした。
じゃあ、SONYのマビカは・・・と思ったのですが、マビカの記録方式はアナログ方式で、電子スティルカメラであったものの、デジタルではありませんでした。
それまでにも、デジタルカメラはありましたが、価格も高く液晶ディスプレイもありませんでした。
QV10を発売された時、フォトグラファーの多くは、まだまだだと思い、編集者やライターは便利なものができたと喜びました。
あれから23年、ゲームチェンジャーだったカシオのゲームはゲームセットになってしまいました。同じように、そろそろコンパクトデジタルカメラも、スマートフォンにとって変わられるのでしょうか?
第二の産業革命的な、アナログからデジタルへ、そしてnet時代への転換期に立ち会える事は幸せです。
※画像はWikipedia Commonsから