11月17日(木)国際交流基金
今日は、公的お仕事です。
mash_bossはAPAの役をしておりまして。そのAPAが、12月21日から、韓国広告写真家協会(KAPA)が主催して、韓国ソウルで開催される日韓中の広告写真家の作品展に30数点、出品する事になりました。その関係で「国際交流基金」という、普段広告写真家があまり関係ない、堅めな団体に色々相談に行ってきました。
先方の役員室で、役員の方と担当の方に、色々サジェスチョンをいただき大変参考になりました。
その後、丹下健三さんのところから、独立した建築家の友人と久しぶりに六本木で、キムチ鍋
六本木、妙に空いていました。
明日は、デジタル機材ショー「PPIF2005大阪」の為、大阪です。

大阪B級グルメ旅。できたらいいなと思います。blogランキングへ参加中! クリックをお願いします。

# by mash_boss | 2005-11-18 07:28 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(2)
11月16日(水)Webムービー&年末進行、カタログ的撮影。
11月も中旬になると、年末進行が始ります。
年末進行というのは、年末年始は休みが世の中1週間あり、ご用納め、始めの日を加えると日本中9日間動かなくなるので、その分年内に進行させてしまう事を言います。
例えば、20日売りの月刊誌ですと、10月20日位に11月20日売りの原稿を入れ終わると、次は12月20日売りの編集作業をしつつ、1月20日売りの編集作業を通常より約10日早く進行させ、さらに、2月20日売りの号を少し手を付け始めるという事になります。これに伴い、撮影時期も早くなり、それが幾つか重なると、てんやわんやになります。
というわけで、今日の撮影も年末進行となりました。
11月16日(水)Webムービー&年末進行、カタログ的撮影。_b0069507_4444337.jpg今日の目玉は、Web用のムービー(動画)の撮影です。
Webという、新しい媒体は完全静止画、フラッシュ等による動きのある静止画、それに動画という3つの表現方法を駆使できる新しい媒体なので、フォトグラファーもその特質を理解すると活動の場が広がります。
今回は、Canon XL1sという業務用(民生用デジタルVCR SD規格)のデジタルビデオカメラに16倍ズームを付けて使用しました。このカメラはアダプターを付ければ、EOS用のレンズも使用できてしまいます。
ちなみに、今日の編集担当者は将来の事も考えて、Web用とはいえ、場合によってはハイビジョンでも撮影をしてしまうという、凄い事をやっています。

11月16日(水)Webムービー&年末進行、カタログ的撮影。_b0069507_60356.jpgスチール撮影の目玉は、ホリゾントに小さい物から、大きな物まで16商品を並べてワイドレンズを使い、ローアングルからの撮影です。
商品的には、デジタルカメラや電気スタンド、掃除機等々多種にわたるので、ライティングもいっぺんには行きません。また、撮影カメラのレンズから50cmに置いたデジカメと最後列の商品まで、絞っても、TSレンズであおってもピントはきません。
そこで、近距離の商品にピントを合わせたカット、遠距離にピントを合わせたカット、光り物用ライティングをしたカット、電気スタンドの暖かい光を表現したカットと大きく分けて4カット撮影して合成をしました。
こういう撮影方法は、メーカーのカタログでは良くやっている事で、印刷段階で合成するために、一昔前ですと4X5フィルムとポラロイドを多量に使用し、1カットに7~8時間かけて撮影をして、現像が上がってくるまでは、セットを崩さないで待っていましたので、1日仕事になっていました。
それが、デジタル撮影ですと、フォトグラファーが最初から合成して完成という考えで、どうしたら画像処理をしやすいかという事を、キチッとプランして撮影すれば、上記のカタログレベルの撮影が、ポストプロダクションの時間を含め5時間程で終了してしまいます。イヤ~デジタルってスゴイですネ!

本日は、この他、飯島が築地の代理店の撮影で、外スタへ、岡安がファッション誌の撮影でロケに行きました。みんなデジタルです。

プロの仕事では、アナログの味がどうのこうの、と言っていた時代は、いやがおうでも過去のものになりつつあります。blogランキングへ参加中! クリックをお願いします。

# by mash_boss | 2005-11-17 06:01 | 撮影 | Trackback | Comments(0)
11月15日(水)お笑い系
次長、課長。ほっしゃん。南海キャンディーズ。長洲小力。
今、MASHのアソシエーツフォトグラファー達が取材中です。
私は、長洲小力しか知りませんでした。

2006年3月23日~26日、東京ビックサイトで開催される、PIE2006の話が動きはじめました。
昨年のPIE2005の様子は、ここをクリックしてください。


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# by mash_boss | 2005-11-16 07:39 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(0)
11月14日(月)おいしい撮影
きのうは「不味い」日記だったので、今日は美味しい撮影の報告です。
レギュラーの料理雑誌の撮影なので、昼食と撮影後の試食大会、大好きです。
広告用の料理撮影ですと、味を付けないで料理をつくる場合もありますが、この撮影では、ちゃんと味を付けますので、試食とあいなるわけ訳です。
11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_547142.jpg

料理の撮影では、Astのプロ用キッチンは大活躍です。
お料理中なのは、スタイリストの中野さんです。
余談ですが、火力の強い、このバーナーでタイ米でチャーハンを作ると、サラッとした美味しいチャーハンができます。
この写真は、焼きそば調理中です。

11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_5494141.jpg

三次君は、調理のアシスタントもできます。
高校時代から、4年間も居酒屋でアルバイトをし、それも忙しいサラダ作りを担当していたとか。
もし、高校を留年していたら、今頃は居酒屋で働いていたかもしれないとは、本人の弁です。
今日は、麺特集なので「佐野ラーメン」を調理中です。
4年間というのは、写真の世界にいる時間よりも、長いのでは・・・・?

11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_557051.jpg

料理の撮影といえば、熱々の「湯気」は、重要なポイントです。
その「湯気」を人工的に作るには、色々な方法がありますが、その一つのための「道具」ストロー2段繋ぎをくわえる三次君です。
今回から、ついにこの撮影もデジタル化したので、湯気の状態の確認ができるので、撮影はスムースにすすみます。

11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_601182.jpg

料理の撮影は無事終わり、今度は調理道具の撮影です。
右手に持っているのは、とっても、便利なグリューガンです。このタイプは大型のホットタイプですが、小さいクールタイプ等も揃えてあります。
今回の製品は、光ものなので、撮影と画像処理の兼ね合いを考えながら撮影をします。


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11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_6122812.jpg

Astでの撮影も終わりかけた頃、Bstではスタッフフォトグラファーの飯島がレギュラー撮影のテスト撮影をしていました。
ロケから帰ってきた、アソシエーツフォトグラファーのホソミも加わりワイワイガヤガヤ、楽しそうです。
11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_619523.jpg

これが、そのテスト撮影画面です。5Dの大きな液晶はやっぱり魅力です。

11月14日(月)おいしい撮影_b0069507_623737.jpg

事務所に戻ると、土日にかけて名古屋にロケに行っていたアソシエーツフォトグラファー岡安が、6x4.5で撮影してきた45本のフィルムを整理中でした。
アシスタントが同行しない撮影だったので、アシスタントのありがたみが身に染みたそうです。
名古屋名物「味噌煮込みうどん」もちろん食べて来たそうです。いいな~


長いページ、最後まで読んで頂きありがとうございました。blogランキングへ参加中! クリックをお願いします。


# by mash_boss | 2005-11-15 06:46 | 撮影 | Trackback | Comments(2)
11月12日(日)不味い生活
もう、だいぶ前の西武デパートの広告のキャッチコピーに「おいしい生活」という。糸井重里さんのコピーがありました。今日は反対に、休みの日に突然ですが、少し「不味い」お話です。
日本のフォトグラファーの平均年収って、ご存じですか?
もう、10年程前ですが広告写真撮影業界大手のササキスタジオの佐々木会長が調べたら300数十万円だとか・・・・(少し古いですが、日本の経済状態からいうと、今はもっと下がっているかも)
どの範囲のフォトグラファーを調べた平均年収かはわかりませんが、日本のサラリーマンの平均年収(平成16年度 国税庁 2004年度 男子のみ)541万円と比べるとかなり低いと言わざるを得ません。
私の知っている限りでは、30代半ばで1人で売り上げ4億円(フォトグラファーの場合利益率が通常の企業の3倍位です)とかいう人もいるので、いずれにせよ、流行の言葉で言えば「勝ち組と負け組」がはっきりしている職業です。森永卓郎さんの「年収300万円時代を生き抜く経済学」を真剣に読まなくてはいけません。
それでは、日本に何人プロのフォトグラファーがいるのでしょうか?
(社)日本広告写真家協会(APA)約900人:広告写真家中心
(社)日本写真家協会(JPS)  約1700人:写真一般
(社)日本写真文化協会 (文協) 約3800人:写真館の経営者対象
単純に合計すると、6400人になりますが、APAとJPSでは重複して、入っている人もいますし、JPSと文協などという人もいます。
この他に、社員カメラマンや何処にも所属していないで活躍している若手等々・・・
また、報道関係では、関西写真記者協会1081人、東京写真記者協会などもあります。
一説によるとカメラメーカーがプロとして対応しているフォトグラファーの数は20000人といわれています。
今は、メディアの変化、機材の変化など激変の時代です。フォトグラファーを目指している方々、厳しいですよ現実は・・・

渋い話でごめんなさい。でも、現実もみつめなければ・・・ blogランキングへ参加中! クリックをお願いします。


# by mash_boss | 2005-11-14 04:21 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(19)