Lica M5です。
最初にTTLを入れたライカで、受光素子が計測するときにフォーカルプレーンシャッターの前に飛び出してくる設計だったため、広角系のレンズはM5に合わせたレトロフォーカスタイプのレンズしか使用できず、またボディーも大きく「弁当箱」なんて言われて、あまり評判の良いモデルではありませんでした。
今日、APAの会議に出席された名古屋学芸大学教授の安達さんが持ってきました。
安達さんは、M5、お好きなようです。
安達さんはM5を最近オーバーホールに出そうと思い、銀座のLica直営店に持って行き見積もりを依頼したところ、ドイツに送り重オーバーホールをするとかで、何と¥340,000,-!!という見積もり金額だったそうです。一緒に見積もり依頼をしたM2は¥120,000,-とかで、M2だけオーバーホールをしたとか・・・
今は、大学教授の安達さんですが、資生堂のスタッフフォトグラファーからフリーのフォトグラファーを経て、今は大学で写真を教えています。
安達さんと最初にお会いしたのは、30年位前のハワイでした。私がケン・モリさんのアシスタントをしていた時で、安達さんは「花椿」の撮影に来ていました。
その時も、安達さんは、プライベート用にライカM3を持ってきて、レンズを分解し、古いレンズは作った人の名前が彫ってあると、見せてくれました。
昔話でした。
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