今日はちょっと用があり、JPSに立ち寄り。JPSの入っているビルの1階にJCIIギャラリーがありますが、そこで、富山治夫さんの写真展「現代語感 OUR DAY」を開催していました。写真の「力」と言葉が結びつき、色々な事を想像させてくれる写真達です。
「現代語感」、昨日のエントリーではないですが、ある年代にとっては強烈な印象の連載写真でした。富山さんは色々な雑誌で「現代語感」を発表なされているのですが、私は「朝日ジャーナル」と「アサヒカメラ」で見ていました。「朝日ジャーナル」では毎週どんな写真が載るか楽しみでした。当時、中平卓馬さんも「朝日ジャーナル」に連載をもっていました。ある意味「凄い」時代でした。70年前後は、富山治夫さん、桑原史成さんといったフリーの報道写真家が輝いた時代でもありました。経済にあっては成長期だったので、多彩な広告写真家が登場し、政治にあってはイデオロギー的季節だったので「告発」する報道写真家が登場するダイナミックな時代でもありました。☆三つのお勧め写真展です。
さて、富山治夫さんだったら「振り込め詐欺」をどう写真で現すでしょう?
実は、最近プロフェッショナルフォトグラファーの間にも「振り込め詐欺」があるのです。
一週間程前、突然アメリカの政府機関からFAXが届きました。内容は「所得税『云々感ぬん』が30%『何とかかんとか』・・・」 という内容です。MASHはゲッティーイメージの仕事もしているので、最初はその関係かと思ったのですが、色々調べたら怪しいのでそのままにしていたのですが、今日、ゲッティーイメージのディレクターから「(IRS)アメリカ連邦税務局を名乗ったフォトグラファー相手の詐欺が横行しているようです。くれぐれもご注意ください。」とのメールが届きました。いわゆる「振り込め詐欺」と違って、金銭の要求では無く、送られてきたFAXに従うと、パスポートナンバー等の個人情報が取られてしまうようです。怖い世の中になりました。
富山さんの写真展、10月26日(日)まで、麹町のJCIIのギャラリーで開催中です。
JCIIビルの駐車場に、古いジャガーがとまっていたら、富山さんが会場にいらっしゃいます。また、ジャガーの中で寝ている人がいたら、富山さんです。
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