今日は朝11時に、原宿のMASHmanagementで新しく加わる、ベテランスタイリストさんの面接でした。
タレントさんやTVで活躍中のスタイリストさんが参加してくれる事になり、事務所の幅もぐっと広がります。
12時まで1時間程いろいろお話をして、横浜、根岸森林公園とその付近の米軍住宅周辺をロケハンに出発。

このところ連日、横須賀、横浜と米軍基地(ベース)、住宅(キャンプ)周辺をロケハンしていて気がついた事のは「逆転」現象です。以前は、外から見る「鉄条網の中」の米軍キャンプの世界は、天国のような別世界に見えたのですが、根岸森林公園前の小じゃれた低層マンションや、スマートな住宅街を見ると、鉄条網の中の米軍住宅は、敷地はひろいですけれど、建物事態は「みすぼらしい」くらいに見えてしまいます。それに車も、ズ~ット以前は、米軍軍属の乗る、シボレー・インパラなんかを見ると、大きさやデザインに圧倒されましたが、今の軍属にフルサイズのアメリカ車に乗っている人はいません。軽自動車に乗っている人さへ見ました。POLICEと書いてある米軍車両もハイエースだし、米軍の消防署の消防車さえ、FUSOになっていました。
アメリカの黄金時代、日本の成長期に育った私には、少しショックでした。経済的には、日本ばかりでなく韓国やアジア諸国も成長してきましたが、アメリカの民主主義の奥深さは、まだまだ学ぶところが多々あると信じてやまない世代の私です。

ロケハンの帰りに、品川のキャノンマーケッティングジャパン本社のギャラリーで17日まで開催されている熊切圭介写真展「揺れ動いた'60年代の光と影」へ行きました。そこには、「鉄条網の外」の成長期だった頃の日本が・・・
熊切さんは、私が小学校に入学した年に大学を卒業した大先輩です。
70年安保、ベトナム戦争、大学闘争と'70年代までは思想の時代でした。それが今は、スポッと抜け落ち過ぎた時代です。そして経済先行過ぎて、派遣社員のアキバ事件や投機マネーでガソリンも食料も上がり続けます。毛沢東の中国でさえ、中国4000年の歴史のなかでは、社会主義の時代なんてフラッシュの発光のように「一瞬」だったのでしょう、政治思想と経済システムに矛盾をかかえた、歪んだ資本主義になってしまいました。
この写真展を見て、媒体としてのグラフジャーナリズムが無くなったと言っても過言でない今の日本で、30年後にこういう写真展が開けるか少し寂しい気持ちになりました。
キャノンギャラリーS、日曜、祝日は休館ですが土曜日はオープンしています。開催期間も長く、写真と写真文化を大事に扱っている丁寧なギャラリーです。

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