朝、ヨドバシAKIBAに直行、ヘアメイク、スタイリスト事務所のパーティーに使うコンポジのプリント用にインクジェットペーパーとプリンター用インクを補給しました。
MASHが最初に購入したインクジェットプリンターは'96年11月に発売されたエプソンPM700C、そのプリントのきれいさにビックリしました。
それまでの、インクジェットプリンターはドットが目立って使えたものではありませんでした。
その頃はフジのピクトログラフイーを使用していました。A4サイズプリントが出せるこのプリンター、当時の価格は300万円弱でした。値段も値段なのですが、プリントの質は群を抜いていました。それもそのはずで、ピクトロは銀塩式で、現像をお湯でするという方式のプリンターでした。大きさ、重さは、事務用のコピー機ほどありました。
当時の最先端のワークフローは、ポジで撮影して、ポジを高性能スキャナーで読み込み、フォトショップで画像処理をして、データをMOに入れて、ピクトロで色見本をプリントアウトし、製版印刷工程に渡すというものでした。
民生用スキャナーは、フォトマルを使用した製版工程で使用しているプロ機の性能にCCDを使用した民生機がどれだけ近づいたかを、競争している時代でした。
そのピクトロも数年前に現役引退、業者さんに引き取られました。引き取られる前の数年は殆ど使われていませんでした。
理由は、インクジェットプリンターの性能がピクトロに近ずいてきたのと、プリント1枚あたりのコストです。
今は、プリントの性能、サイズの自由さ、使用できる紙の種類の豊富さ、ハードのコスト等々、インクジェットプリンター全盛です。当分は、これに勝るプリンターは出てこないと思います。
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