「アートする百貨店」東京駅八重洲口に新装なった大丸東京店の10FのDAIMARU MUSEAMへ(写真とは何か「20世紀の巨匠たち」美をみつめる目、社会を見つめる目)へ行ってきました。
久しぶりに「よかった~」です。写真のクラッシックを見ると「眼」が掃除された気分になります。
仰々しい名称の写真展だと思いながら行ったのですが、名称に偽りなしでした。こんな写真展が800円で見られるなんて「東京」万歳です。写真を志す人は、やはり「東京」です。!
Net社会になって、全世界の写真の情報は見られますし、知る事はできます。でも、本物の写真のプリントを見ると、色々なものが感じられ、読み取れます。
Netも印刷物も、1次元的な情報は伝えてくれますが、3次元的な作者が込めた「思い」は伝えきれないのだという事がしみじみわかる写真展でした。これは何も銀塩写真の事だけを言っているのではありません。デジタル写真だってプリントでの発表を最終手段としたプリントにも同じことが言えます。
写真が発明されてから170年、表現手段としては比較的新しいメディアの写真ですが、このなかに何故日本の写真家がいないのか考えました。答えの一つに「自由と豊かさ」の問題が日本にはあったのではないでしょうか・・・・
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