今日は、レギュラーの女性誌の'08年2月5日発売の3月号の表紙撮影です。
まだ、12月なのに、もう3月号・・・・ 年末進行というやつです。
モデルはA-Teamの玲奈ちゃんと、グレアープロモーションの稲垣実花ちゃんペアーです。
この2人、10月以来2回目ですが、違う事務所所属なのに、いつも一緒に仕事をしているユニットみたいに動きのタイミングピッタリで、ほんとうに撮影しやすいのです。
シャッターを押している実時間、10分程でしたが100枚近くをアツという間に撮影してしまいました。
アツという間に撮影したのには、もう一つわけがあります。それは、カメラです。
いつもは、Canon 5Dで撮影をしているのですが、今日は気分転換で、発売されて1月弱のNikon D3をニコンさんから拝借して撮影しました。

Nikonの高級デジタル1眼レフは、2年前にD2Xをお借りして撮影して以来です。D3の感想、CFカードのスロットルが2口あったり、DXレンズを付けると自動的に画角が変ったり、ボディーの信頼感、ファインダーの明るさ精度の良さなど、私が普段ぶら下げているD200 より、一枚も二枚も役者が上です。
盛りだくさんの機能のなかから、最も感激して嬉しかったのは、電子水準器が付いている事です。イメージは飛行機のコックピットにある機体の水平を表わすメーターのようです。
ただ、残念なのは、水準器が一次元だけな事。できる事なら二次元の水準器を、そして最っと欲を言うなら、カメラを真下に向けた時にも水平がでる、水準器があったら最高です。
プロ、特に広告系のフォトグラファーは、撮影では90%以上三脚を使用します。そしてその時、カメラの水平は基本中の基本なのです。水準器は手放せないアクセサリーですが、それがカメラに入っているのは、ほんとうにありがたいです。次の機種では、是非3タイプの水準器をいれてください。それと、ISO感度の最低が200からを、是非とも特別な事をしなくてもISO100が最低になるようにしてください。

カメラは最新ですが、使ったレンズは相当前(20年くらい前?)に発売されたAi135mmF2Sです。もちろんマニュアルフォーカスです。このレンズはMASHスタッフフォトグラファーの飯島君の私物で、ボディーは無いのですが、Ai24mm、Ai135mm2.8、Ai80mm1.8、AFの180mm2.8、AFの70ー200mmがスタジオに転がっているのです。
こうしてみると、昔の単焦点レンズの大きさは小さかったな~ と感心してしまいます。
肝心の写りですが、とてもシャープで、大満足でした。
二大メーカーのデジタル一眼、それぞれ、こだわる箇所が異なり面白いです。
年末にお借りする、Canon 1DS MkⅢ、どんな変化を遂げているか楽しみです。

ブログランキングへ参加中です。
クリックお願いします。