
今日明日は、朝8時集合スタジオで人物撮影です。
カット数が多いので、スタジオ撮影にしては朝が早いのです。撮影担当は飯島君です。
ところで、昨日の桃井君達との話の続きですが「デジタル一眼レフの画作り」という話題がでました。
フィルム時代は「色」に関しては、レンズのコーティングによる差はありますが、フィルムメーカーが殆どの部分を担っていました。
ところが、デジタル時代になると「色」はもちろん「立体感」「質感」等という数値に表わしにくい領域もカメラメーカーによる「違い」が出てくるようになりました。また、フィルムカメラになかった「ノイズ」などという問題もでてきました。
1999年9月に65万円で発売されたNikonD1、2000年10月に¥358.000.-で発売されたCanonD30が多くの人が買えるデジタル一眼レフの始まりといってもいいでしょうが、それから7年、カメラメーカーの責任は重く、色々な意味での「差」がハッキリしてきました。
デジタル一眼になって、我々プロのフォトグラファーが新たに気づいたのは、レンズの性能です。フィルム時代は、レンズ専業メーカーのレンズは、純正レンズに比較して「イマイチ」という評価でしたが、デジタル一眼になってからは、レンズ専業メーカーもがんばって、レンズによっては純正レンズと同等かそれ以上のレンズも出てきました。デジタルでは、昔の名レンズが必ずしも、デジタルカメラでの名レンズとは言えないのです。
いくら、素晴らしいカメラを作っても画の入り口のレンズが良くなければ、カメラの性能を100%引き出せません。
カメラメーカーさん、カメラの開発も忙しいでしょうが、我々、フォトグラファーからみると、デジタル一眼は行き着くところまで行きつつあるいった感じです。次はデジタルカメラで最高の性能を発揮するレンズの開発よろしくお願いします。

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