皆さん、選挙行かれましたか?
私は、もちろん行きました。私の世代は、戦後アメリカ民主主義教育の最後の時代で、選挙が民主主義の根幹を成す、いかに大切なものかを、バッチリ学びました。選挙は国民が国に発言できる、一番大切な事だと信じています。選挙にも行かないで、政治に文句を言うのは許せません。
また、TVのスイッチを入れれば、アメリカのホームドラマばかりの時代でしたので、男女平等、アメリカ流「フェアー」を学びました。
さて、選挙の後はちょっと変った写真展「スチル写真で見る 日本の映画女優 第二期」に行きました。場所は国立近代美術館フィルムセンター。東京の京橋にあります。この美術館、堀内カラーの京橋現像所の側にあるので、知ってはいたのですが行ったのは初めてです。
面白い写真展です。昔の映画のスティル写真ですから、堅い映画の照明での撮影でしょうか、殆ど全ての写真がソフトフォーカスで撮影されています。いろんな映画会社のスティル写真が集められていますが、スティル写真調とでもいいましょうか、独特のモノクロで雰囲気が統一されています。残念ながら、この種の写真は殆ど途絶えてしまいました。
若い人は知らないでしょうが、私が小学生の頃は映画館には、必ずといっていいほどスティル写真を飾るスペースがあったものでしたが、写真の調子は、普通のモノクロだったような気がします。
写真展の隣りには、映画に関する様々な展示があります。フォトグラファーの私にとっては、やはり映画撮影のキャメラが気になりました。
映画の方も、ハイビジョンVTRカメラで撮影しフィルムレスで製作しながら、調子や色をフィルム調にするようにもなっています。
フィルムレスの映画館も、まだまだ少数ですが登場してきています。映画も我々、写真と同じように、アナログから完全デジタルなっていくのでしょうか・・・
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