エリオット アーウイット写真展 at Chanel Ginza  4月15日(日) 1048


東京は、何て贅沢な街なのだろうか?
これも「格差社会」のなせる「技」なのだろうか?
今、銀座が面白い。
東京生まれの私は、少し大げさに言えば、小学生から銀座を見てきた。日比谷の映画館街で映画を見て、不二家で食事をする。少し物心ついて、高校生の時、友人との待ち合わせは、SONYビルの現在の「あるでん亭」の場所にあったプチモンドだった。
やはり、高校生の時には「4.28沖縄デー」の闘争写真をSONYビルの前で撮影していた。大学生の時には、銀座にはベトナム戦争の休暇兵が多くいた。そして、初代のNikonサロンに初代のKodakフォトサロン・・・・
バブル時代が終わり、一部景気が良くなりつつある今、休日の銀座をつまらなくしていた原因の一つ、銀行、証券会社が表通りから撤退し、多くの世界的ブランドの直営店が店を連ねるようになった。そんな、ヨーロッパ系ブランド店が開催する文化事業の数々・・・・ 
わたしの生業とする写真の世界でも、その恩恵を被っている。
先日のHermes銀座8Fの、写真展会場では最も心地よい空間での「木村伊兵衛のパリ」展、昨日見たライカ銀座でカルティエ・ブレッソンの写真展、そして今日見た、シャネル銀座でエリオット・アーウイットの初公開写真を含めた写真展・・・・
エリオット アーウイット写真展 at Chanel Ginza  4月15日(日) 1048_b0069507_1173064.jpg
もちろんアーウイットの写真は素晴らしく、「癒し」だけではなく「世界へのメッセージ」、写真の持っている力がみなぎる写真達だった。そんな写真のすばらしさは「百聞は一見にしかず」で見ていただくしかないが、さらに驚いたのは会場で配られる120ページもある「図録」だ。
黒、白、赤の表紙から好きな色を選んで来場者全員に無料で配られる。こんな贅沢な写真展がこれまであっただろうか。
バブルの頃、日本企業で「メセナ」という言葉が声高に叫ばれた。でも、バブルが弾けたとたんに全く聞かなくなってしまった。
シャネルがどういう戦略でこの写真展を開き、贅沢な図録を配布しているのかは解らない、伝統的なメセナなのだろうか?
いずれにせよ、今日見たアーウイットの写真展は、高価なシャネルを買い続けている、日本と世界のシャネラー達からの恩恵には違いない。
東京は、銀座は贅沢だ。ありがたい。

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about Photo Exhibition
by mash_boss | 2007-04-15 23:45 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(3)
Commented by masabike at 2007-04-16 12:10
こんにちは相原です。僕も先日銀座で見てきました。本当に贅沢な企画だと思います。シャネルを買っている日本の女の子やおば様たちの利益がこれに反映されているのかと思いました。やはりバブルのあとどうして日本企業はメセナからあっと言う間に撤退しまったのか、悲しいのと将来へ不安を感じます。これからシャネルを身につけた女性を見たらお辞儀しようと思います
Commented by photo_artisan at 2007-04-17 00:23
私もhanaさんの写真展と一緒に見ましたが、本当に豪勢でしたね(笑)
「無料で貰っても良いの?」と思いながら黒を一冊頂戴しました。
Commented by mugnum-yoda at 2007-04-17 21:55
アーウイットが皆さんに知れ渡るのが恐い感じがします。笑い!
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