写真家よ真剣になれ!大パーティー2  10月23日(月)
写真家よ真剣になれ!大パーティー2  10月23日(月)_b0069507_23325377.jpgロケから帰ってきましたので、昨日の続きです。
佐々木崑さんを知ったのは、私が中学生の時に初めてアサヒカメラを買ったときでした。佐々木さんは、たしか「小さな生命」という題名の昆虫やミジンコ等のマクロ撮影の写真を載せる毎月1ページの連載を持っていて、それを見たのがはじめでした。
佐々木さんが、写している題材には興味がありませんでしたが、「こんな写真の世界もあるんだ」と思いました。
その後、佐々木さんは木村伊兵衛さんの助手さんをしていたというのを知りました。
写真は、花束贈呈の後に佐々木さんを撮影する、アラーキー荒木経惟さんです。使用しているカメラはライカM7でした。


写真家よ真剣になれ!大パーティー2  10月23日(月)_b0069507_2356149.jpg祝辞をする、この会の発起人の一人の荒木さんです。余談ですが「画になります。」
祝辞の内容はあまり覚えていませんが「これから、佐々木さんを写していく」ような意味のお話をしていました。
アラーキーさんには、私が和光大学記念写真の会というのを主催している時に、当時のカメラ毎日の関係でお世話になりました。
何年か前に、荒木さんのマガジンハウスの新書で、その頃の記事が「恋人達の時間」として再録されていてビックリしました。
荒木さんは、こんなに有名になる前には、神楽坂に恥部屋(暗室の事?)があって、夕方時々、一升瓶をもって、地下鉄東西線の神楽坂から地下鉄に乗るのを拝見したり、ジーンズに下駄履きで神楽坂を歩いていました。

写真家よ真剣になれ!大パーティー2  10月23日(月)_b0069507_08893.jpg
   米寿のお祝いのケーキです。

写真家よ真剣になれ!大パーティー2  10月23日(月)_b0069507_095326.jpgお誕生日プレゼントのハンチングを被る佐々木さんです。
大正生まれで、昭和、平成と生き抜いてきた佐々木さんは、答礼の挨拶で、北朝鮮を巡る今の情勢等をみると、今こそ「写真家よ、真剣になれ!」と激をとばしていました。
この言葉、私の胸には結構ズッシっと来た言葉です。
デジタルになって、写真を写すのは「超簡単」な作業になりました。写す作業が超簡単になった分、写真を写すときに「モノ」を見る「目」も、知らないうちに「超簡単」になっているのではないでしょうか?
かつて、土門 拳 さんは「リアリズム」を唱え、やがて「写真で世界は変えられない」と失望しました。様々な映像手段と発表メディアが混在する現在は、そこまで純粋に写真の力を信じられませんが、あまりにも写真が「個」になりすぎているように、私には思えます。
「写真家よ、真剣になれ!」この言葉は、大先輩がデジタル時代に生きる写真家に「自分と写真と世界の係わりを、もう一度問いなおせ。」と叱責なさっているように思えました。

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by mash_boss | 2006-10-25 00:31 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(2)
Commented at 2006-10-25 02:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mash_boss at 2006-10-25 22:43
鍵コメさん、「観察する力」も、少し弱ってきているように思えます。
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