写真展見溜めの日 10月14日(土)
写真展見溜めの日 10月14日(土)_b0069507_137331.jpg今日は、写真展見だめの日です。
いつものように、都写美へ・・・・
まず最初は、2F展示室の石内 都さんの「mother’s」へ行きました。次に、3F展示室の橋村 泰臣さんの「一瞬の永遠」と「未来の原風景」へ、たまたま、開催されていた橋村さんと、写真評論家・飯沢耕太郎さんのギャラリートークを拝聴、そして渋谷のGallery Le deco の6F会場の安中 瑠奈さん、早川 由紀子さん、鈴木 孝史さんの「Beauty and Beast Vol 2 Are of article」、次は表参道のギャラリー同潤でひろんさんの「STORYBOOK PLANET」、最後はXXXXへ・・・ここはgoodでした!




石内 都さんの写真展はクリアーなさっぱりした感じでした。母親の皮膚や入歯、身につけていた衣類や、遺品等を撮影しているのですが、全く「重い、湿った」感じがしません。石内さんと母上の繋がりがそうだったのでしょう。パンフレットの表紙にも使われている、口紅の写真、存在感があって通常の広告の口紅写真と全く違う「凄み」を感じましたが、それでいて、十分に現代の広告写真として通じる「何か」を持っています。石内さんは、広告写真家としても通じる資質をお持ちだと思いました。
またモニターで流していた「絶唱・横須賀ストーリー」や「APARTMENT」も良かったですが、編集上の余計なズームアップ等の技巧は、私にとってはじゃまでした。デジタル全盛の今となっては、モノクロフィルムを増感現像をして粒子を荒らした手法は、新鮮に見えます。この粒状感は、アナログの成せる技なのでしょうか?それとも、これさえも、デジタルで再現できてしまうのでしょうか?
それにしても、どなたが書いたかのパンフレットの裏の解説文は饒舌過ぎます。これから、見に行かれる方は、展覧会の入り口にある解説文も、パンフレットも読まないで、純粋に写真を見る事を勧めます。
私は、いつも、解説文やパンフレット等はいっさい読まずに写真を先に見ます。題名だけでも、十分バイアスがかかってしまいます。

橋村さんは、HASHIとしてニューヨークでは有名な広告写真家です。
「広告もアートも日本もアメリカも、飛び越えてしまったフォトグラファー」との事ですが、まだまだ、十分N.Y過ぎるフォトグラファーのように思いました。HASHIさんの写真は、技術的には確立していますが、アメリカ流のフードイラストが日本ではあまり流行らないのと同じで、日本ではどうでしょうか・・・ 要は、文化の違いなのです。
橋村さんご自身の作品解説にも仏教的視点の言葉が書いてあり、立松和平さんが寄せた作品に対する言葉にも仏教用語が出てきます。飯沢耕太郎さんほか何人かの方の、賞賛の言葉を載せたボードが掲げてありましたが、「仏教的視点」との妙な違和感を覚えるのはわたしだけだでしょうか?ギャラリートークで、いみじくも橋村さんご自身が「他人の事はあまり関心無い、自分でやりたい事がいっぱいある」とお話していましたが、自我を強く押し出す西洋流のマインドが無我の境地を目指す、東洋流の思想を作品の意味づけに使おうとしているのは、不思議な感じです。橋村さんの写真は「確立」されているのですから、ご自分自身の「妙な」言葉で飾る必要は無かったのではないでしょうか?石内 都さんの生き方と橋村さんの生き方が対照的な二つの写真展でした。
余談ですが、面白かったのは、ギャラリートークのお客さんに、飯沢耕太郎さんのファンと思われる、おばさま達が結構いたことです。

さて、XXXですが、実はRalph Lauren表参道店の1Fから2Fに行く階段の踊り場の両側の壁に飾ってある写真達です。
渋谷の写真展を見た後、デモによる交通渋滞を避けるため、明治通りを新宿に向かって走り、表参道との交差点を右折しました。表参道ヒルズの前にさしかかったとき、1台分のパーキングメーターが空いていました。土曜日のこの時間に、パーキングメーターが空いているなんて、ラッキーです。特に用は無かったのですが、大好きな原宿の空気を吸おうとパーキングをしました。車から降りて、原宿駅の方へ歩いていたら呼び止められました。声の方に向くと「フォトテクニック」の副編集長F君が、歩道の柵に腰掛けていました。何でも、ギャラリー同潤会で開催されている、合成写真の展覧会を、お子さんと見に来たとか・・・ 私もその写真展を見に行くことにしたのが、ひろんさんの「STORYBOOK PLANET」です。写真展を見た後、再び原宿駅方面に歩いていたら、今年の6月にオープンしたRalph Lauren表参道店が気になり、お店を見ようと入りました。1Fを見終わり2Fに行こうと思い階段を上がったら、写真達が目に飛び込んできました。全てモノクロの写真達、洋服やGoodsよりも見る価値大ありです。今日、一番の収穫だったかもしれません。
プランをたてて見た写真展3つ、偶然の成せる技で見た写真展と写真達、人生みたいな一日でした。

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by mash_boss | 2006-10-15 01:37 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(2)
Commented by rosy_velvet at 2006-10-16 19:30
Ralph Lauren、昔からとても好きです。
今週末、表参道店にうかがう予定です。写真達を眺めるのとても楽しみです。
Commented by mash_boss at 2006-10-17 05:31
Rosyさん、ご覧になったら感想をください。
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