今日は、6日の撮影に備えて、久しぶりのフィルム(アスティアのブローニー)の発色テストです。
フィルム撮影の頃には、35mm~4x5まで各フィルムサイズ、乳剤が変るたびに、いつも同じ条件でフィルムの発色テストをしてデータを揃えておくのが、チーフアシスタントの重要な仕事でした。
今思えば、フィルム撮影で「色」をいつも一定に保つのは大変でした。
フィルムの乳剤番号の違い、照明の色温度の違い、現像所の差、さらには同じ現像所でも、現像する時間帯の差、4x5等のシートフィルムでは、現像に使うハンガーの何段めに吊すのか、さらに現像が上がったら上がったで、それを見るビューアーの色温度を管理しておかなければ(今で言えば、キャリブレーション?)正しい判断はできませんでした。
それが今は(デジタルでは)グレーバランスを取れば、撮影側の色管理はOKです。
ちなみに、MASHのフィルムテストは、ストロボの色温度4800ケルビン、+1/3現像です。
後、数年もすれば、フィルムの発色テストは「今は昔の・・・」になってしまうのでしょうか? お後がよろしいようで・・・
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