今日は、いつもよりだいぶ早いSpecial issueの記事を1本更新します。
昨日にひき続き、しまってあったカメラ特集です。
今日は、ガラクタカメラでは無く、超レアカメラです。
Polaroid PDC2000というデジタルカメラです。
ポラロイドの100万画素のデジタルカメラで、96 年の7月頃に発売されました。価格は50万円+で100万画素というのは、当時としては画期的でした。
カメラの形状から、我々はバットマンカメラと呼んでいました。
さて、このカメラの最大の欠点はストレージが固定式か、全く付いていないモデルの2機種しかない事でした。つまり、PCに繋がなければ使用できない機種と、内蔵ストレージが一杯になってしまったら、PCに画像を移さなければ撮影できなくなってしまう機種しかなく、旅先などでメモリーが一杯になってしまったら、それで終わりで、しかも撮影可能枚数も40枚程度だったように記憶しています。画像を確認する液晶パネルもありませんでした。
原則、pcにつなげて使用するデジタルカメラで、結果的には全く売れませんでした。
レンズは、写真のように、前群が交換でき、標準とワイドがあったように思います。
ポラロイドの特徴である、超音波で距離を測る、オートフォーカスが備えられていました。
このカメラは、通常の撮影用では全くダメでしたが、顕微鏡用のデジタルカメラとしては、一時トップシェアを誇りましたが、すぐに富士フィルム製に抜かれてしまいました。
このカメラの開発チームに「いったい、何を考えて開発したのか?」聞いてみたいのが、正直なところです。
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ついでに、ハッセルブラッド用70mmマガジンとフィルムです。(中身は空です。)
映画用の70mm規格のフィルムに6x6サイズを72枚写せる用にしたシステムです。元々はアメリカが宇宙に持って行くために開発したマガジンだと言うことです。
フィルムは、EPRを使用していました。通常のブローニーのEPRより抜けが良かったように思います。現像は最初の頃は、イマジカしかできませんでしたが、後からは堀内カラーでもできる用になりました。
個人的には、500ELMにこのマガジンとプリズムファインダー、蛇腹フードを付けた姿が一番美しいと思います。
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