２月11日（土）複製時代の芸術

昨日の「特訓」の復習をしたいと、Sudiさんからのリクエストで４時からスタジオへ。
先着で、アソシエーツフォトグラファーの岡安君が画像処理をしていました。そのうちに、アソシエーツフォトグラファーの池島君が、データを自分のMaｃに吸い出しにきました。
岡安君は昨年の初めまでは、ファッションフォトグラファーの常として、カラーネガで撮影し、自分でプリントをしていましたが、それがカラーネガで撮影し、スキャナーで読み込みフォトショップで画像処理をし、インクジェットプリンターでプリントアウトをして納品する方式に変化し、今は、最初からデジタル撮影に変わりました。（岡安君はフォトショップCSⅡに同梱されている「デザインガイド」という小冊子に紹介されています。）
Sudiさんは、デジタルカメラで写真を始めた世代、時代はドンドン変わります。
私の予想ですが、今年の後半には、一番デジタル化が遅れている、女性誌も大半がデジタル化すると思われます。
かつて、ヴェンヤミンは「複製技術時代の芸術」という名著を書いていますが、21世紀の今に生きていたら、どんな事をかいたのでしょう。
Sudiさんは、3x6の板も、ストロボも、露出を計るのも、片づけも、初めて自分でやったので、私は特にやる事はなく、カポックの上でしばし夕寝となりました。

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