今日は、JPS・日本写真家協会出版広報委員会の会報編集日でした。
PCの画面に写っているのは、私の師匠の一人、故・杉木直也さんです。
出版広報委員会では、1990年代から2000年にかけて、会報の記事用に写真家を写真家がインタビューする企画「声のライブラリー」を掲載していました。
当時、私は動物写真家の田中光常さんおインタビューをしました。緊張しました。
今年の初めの頃、「声のライブラリー」の音源をJPSwebサイトに近い将来掲載するために、カセットテープをデジタル化しました。
その時に一緒に出てきた、8mmフィルムやVHSビデオテープ、8mmビデオテープもデジタル化しました。
これは「声のライブラリー」とは関係ないもので、JPSの様々なイベントや記録が写っていました。
今日、会報の編集作業として内容確認のためデーターを見ていたら、何と私のBossの一人杉木直也さんが出ていました。
チェックしたのは、1977年のJPS展の為に作った10人の写真家という「ムービー」で10人のうちの1人として、広告写真家の代表として杉木さんが出演していました。
なぜムービーかというかと言うと、音声付きの8mmフィルムで撮られているのですからです。
この年には、家庭用VTRカメラが無く、カメラとVTRデッキが分離した家庭用のVTRが発売されたのは1978年なのです。
同録の8mmで撮影するって、大変だったでしょうね~
1977年は、私が杉木スタジオを辞めてから2~3年後で、知っているアシスタント君達も写っていました。
懐かしかったです。😂
改めて思ったのは、やっぱり、写真やビデオは撮っておくべきです。
元JPS会長の田沼さんは「過去は撮れない」と行っていましたが、全くそのとおりです。
それと、昔のフィルムやビデオテープ、カセットテープ、オープンリールテープ等々、アナログで記録してあるものは、早くデジタル化をしておく事をお勧めします。
例えば、あんなに普及していたVHSのビデオレコーダーも生産停止になって何年もたつので、再生したくても再生できなくなってしまいます。
デッキはあっても、テープの劣化も進み再生困難になる事もあるようです。
ましてや、8mmフィルムのサウンド付きを映写できる映写機等は絶滅危惧種です。
費用が発生しますが、大切な思い出はデジタル化をお勧めします。
こういう時のデジタルは、頼もしいです。