日本はカメラ大国。
大国と言っても、どこぞの国と違って覇権を狙っている訳でも無い平和な大国です。
毎年、各社から新しいカメラが発売されます。
特に、デジタルカメラになって技術の進歩が速いのでしょう、モデルチェンジのサイクルが早くなりました。
先日、新製品説明会に行ったNikon Z6Ⅲは、初代のZ6が発売されたのが2018年8月、2代めZ6Ⅱが2020年11月、そして3代めZ6Ⅲが2024年7月と6年間で3つのモデルが発売されています。
フルサイズミラーレスをいち早く発売したSONYは α7の高画素機初代7Rが2013年11月発売、2代めα7R IIが2015年8月7日発売、3代めα7R III が2017年11月25日発売、4代め7R IV2019年9月6日発売、5代めα7R Vが2022年11月25日発売発売と8年間に5モデルを発売しています。
フィルムカメラ時代には、考えられない早いサイクルです。
1.5~3年間隔で各社から新しいカメラが発売されると、アマチュアの方や初めてカメラを買う方から「どのカメラが良いカメラなの?」と聞かれる事があります。
その答えは「目的にあったカメラが一番いいカメラ」なのです。
プロとしては、目的にあったカメラがあっても、殆ど使わない機能が新型になるとどんどん詰め込まれていて、カメラの値段もどんどん上がっていくという、ある種悲しい状況になっています。