2TBのハードディスクです。
立派なケースに入っています。
IMAGICAから納品されました。
中身は、JPS・公益社団法人日本写真家協会の歴史です。
1960年代からのイベントの記録やフォトグラファーへのインタビュー等の録音や映像です。
ソースはカセットテープや、VHS、8mmビデオ、そして8mmフィルムに8mmフィルムのサウンドトラックつきなどの、アナログの多種のソースでした。
例えばサウンドトラック付き8mmフィルムは、今では映写機も殆どありませんし、テープやフイルム自体の劣化も進みます。
VHSのビデオデッキ、1家に1台的に普及していたのに、今や殆どありません。
カセットテープの再生しかりです。
日本の近代写真史の貴重な資料を、デジタル化によって残し、再生も色々な機材は必要なくPCでできるようになりました。
デジタルは、データーと媒体が別々になっているのが、これまでの物との最大の違いとどなたかが言っていましたが、な~る程と改めて思いました。
2TBのHDDですが、実際のデーター容量は800GBです。
発注から納品まで2ヶ月程かかりました。
それぞれのオリジナルの状態や容器、例えばVHSのカセットの状態等を調べるところから始まる手間と時間のかかる作業のようです。
幸い、保存状態も良く、特別な作業は必要ありませんでしたが、費用は約150万円❣弱かかりました。
安くはないお値段ですが、貴重な資料が様々な方面で活用できるようになりました。
先ずは、バックアップとらなくちゃ!