人気ブログランキング参加中です。かねてから噂のPENTAXのフィルムカメラが発表されました。
レンズ固定式で、フィルムカメラ全盛期だったらコンパクトカメラのジャンルに属するカメラです。
ハーフサイズ仕様なので、72枚撮りです。
RICHOのWeb直販で税込8万8000円です。予想以上の受注で注文受付を一時ストップしているそうです。
フィルムカメラなので、撮影には当然フィルムが必要です。そのフィルムが最近どんどん値上がりしています。
80%値上がりなんていうフィルムもあります。😱
お金の事ばかりで何ですが、現実問題です。
ヨドバシカメラ価格でモノクロのFUJIFILM 135 ACROS100 II 36EXが1本¥2,310です。
カラーポジだとFUJIFILM 135 PROVIA100F NP 36EXが1本¥3,960(税込)もするのです。
デジタルカメラのようにメモリーカードが1枚あれば撮影できるというものではありません、
撮影後には現像がマストです。それにデーター化やプリントが必要です。
現像はクリエイトでモノクロ36枚撮りの 現像のみが¥1,232です。
これに、データー化やプリントの費用が必要です。
カラーポジだと36枚撮り¥1,980(税込)の現像代が必要です。
カラーポジ1本写すと、フィルム、現像で¥5940もかかります。
完全に趣味の世界です。
お次は、超プロフェッショナルな製品です。
CANONがRFマウントのティルト・シフトレンズで、しかも初めてAFを搭載したティルト・シフトレンズを発表するらしいです。
プロのフォトグラファーでも、広告写真の商品撮影や建築写真撮影で必要とされる「アオリ」というテクニックでがあります。それにはビューカメラ以外には専用レンズが必要です。
フォトショップ等の画像処理で似たような効果はできるのですが、アオリでなくてはできない事もあります。
その「アオリ」ができるRFマウントのレンズがAFで発売されるのです。
フィルム時代は、キヤノン、ニコンとシュナイダーくらいが発売されていました。
Lensbabyなんていうのも、限られた「アオリ」のできるレンズの一種です。
デジタルになり、近年はフジも製品ラインナップにあるし、アジアのレンズ専門メーカーも発売しています。
キヤノンはフィルム時代、デジタルになっても、一眼レフでのEFマウントではアオリのできるレンズはあり、お値段は結構高額です。Nikonも同様、FマウントにはPCニッコールという「アオリ」ができるレンズがあります。
今回キヤノンのミラーレスのRFマウントのアオリレンズがAFで発売予定されているのです。かなり高額なレンズになると思うのですが、必要なプロには必要なレンズです。
MASHの場合は、本格的アオリが必要な場合は、35mm用のアオリレンズより多様なアオリができる、リンホフのビューカメラを使います。
「アオリ」は趣味とは別世界、仕事の世界です。😅