上海モーターショーが始まりました。
ロールスロイスもEVを発表したようです。
華やかな画像が流れてきます。
中国では2023年に販売される乗用車の3台に1台が新エネルギー(EV)になるといいます。
ノルウェーでは2021年の新車販売台数におけるEVの占める割合は約64.5%です。
日産の元COOの志賀氏は日本メーカーのEVの出遅れに「日本は世界から取り残される」と警鐘を鳴らしています。
トヨタは新エネルギーをEVでは無く、水素やハイブリッドに重きを置いていますが、どうも世の中はそうにはならなくEVへ進んでいます。
元経産官僚の古賀さんは、トヨタは家庭用のビデオ規格のSONYのβになるのではと言います。(若い人は何の事かわからないと思います。)
クルマの作り方もギガプレスが主流になり、これまでの車作りの精密さの技術も生かされなくなるのではと言われます。
トヨタは写真の世界のKodakになってしまうのでしょうか?
Kodakはアメリカの世界一のフィルムメーカーでした。デジタルでも高い技術を持っていたのですが、デジタルカメラが普及するとフィルムが売れなくなるので、デジタルカメラに躊躇しているうちに、あっという間にデジタルカメラが普及し、Kodakは2012年に潰れてしまいました。
写真界には衝撃でした。
トヨタグループは世界一の生産台数のメーカーです。
ガソリンエンジン、ハイブリッド、水素自動車のトップ技術を持っているので、EVに躊躇しているうちに、EV自動車では28位のメーカーという結果になってしまったようです。
古くはTV、白物家電、半導体、EV用バッテリーと日本がリードしていた産業が沈んでいきました。
クルマもそうなったら、日本経済はTHE ENDになるのではと言われます。
一方、充電設備の遅れは世界共通のようで充電スタンドに列ができるようです。
嘘か誠かわかりませんが中国の正月時期には、地方では充電待ちが24時間になったという話も聞きました。
クルマが全部電気自動車になったら、より多くの発電が必要となるようです。原発を再稼働しなければならなくなるでしょう。
個人的には、充電待ちは嫌だな~