怖いドラマ😱       100/365      4月10日(月)

怖いドラマ😱       100/365      4月10日(月)_b0069507_02101876.jpg今年が始まって100日経ちました。早いですね~

さて、昨日から今日にかけてNetflixの「ザ・キャプチャー 歪められた真実」を見ました。
ロンドンの監視カメラのリアルタイムの画像が乗っ取られて、一人の戦争の英雄が犯罪者に仕立てられてしまう。
その画像は、監視社会に反対する団体が作った画像であり、それを知っている国側も作られたフェイク画像を利用して、社会の安定の為に、でっちあげられた犯罪が犯人にされた英雄の戦争のトラウマから起こされた事件とする事で、上手くまとめる。
もし、フェイク画像が社会に知られれば、これまでの監視カメラ映像が証拠になった犯罪が、覆る可能性があるからだ。
監視カメラの画像を作り変えるのは、中国が始めてロシアが続きそれに対抗するために西側も始めたというストーリーでした。

最近、AIでローマ法王がダウンジャケットを着ている写真や、トランプ前大統領が逮捕されるフェイク画像が話題になりました。
テキストを入れると、その意に沿った画像をAIが作ってくれるソフトが、これも話題になっています。
写真撮影を生業にする者としても、現代を生きる者としても嫌な時代になりました。

1994年の映画「フォレストガンプ」以来、写真の証拠能力は無くなったといいます。
理由は、映画の中で主人公のトム・ハンクスとジョンソン元大統領が同じ画面の中に合成感なしに登場するからと聞きました。
その頃、ポラロイド社の仕事をしていたのですが、アメリカでは交通事故の保険査定用の写真をポラロイド写真で写す時は、資格のある者が写したポラロイド写真しか使えないと聞きました。
また日本では、警察がデジタル写真で事件現場の写真を写す時は、改ざんできない、あるいは改ざんが判明する記録カードを使わなければいけないとも聞きました。
こうしてみると、だいぶ以前から写真や画像の証拠能力は疑われていたのですが、AIが加味される時代になり、恐ろしい時代になりました。
  

by mash_boss | 2023-04-11 07:20 | 写真 | Trackback | Comments(0)
<< 初飲み🍾... 集団免疫?    99/365... >>