

六本木・富士フイルムフォトサロンにJPSの名取洋之助写真賞受賞写真展に行きました。
この賞は、公益社団法人日本写真家協会(JPS)が、「35歳までの新進写真家の発掘と活動を奨励する」ために、公募する賞です。
名取洋之助さん(1910~1962)は、日本のグラフジャーナリズムの基礎を築いた写真家です。
残念ながら本年度は名取洋之助賞の該当者無しでした。奨励賞の鄒 楠 (すう なん)が撮影した「燕郊物語-中国の白血病村」と名取洋之助さん自身の作品の展示となりました。
コロナ禍の3年、ドキュメンタリーやフォトジャーナリスト系のフォトグラファーにとっては、取材するのに移動できない状況が続いて、苦しい時期でした。
世界的に移動ができるようになったので、その結果は、2年後くらいに出てくると思います。
それまで、待つしかないでしょう。
2年後の名取洋之助賞に期待しましょう。

今日の収穫は、同じく富士フジフイルム スクエアの写真歴史博物館 企画写真展「鈴木清写真展・天幕の街 MIND GAMES」です。
鈴木清さん、久しぶりです。
殆ど忘れかけていました。
若いころに作品を見て、衝撃を受けた写真家の一人です。
物静かでいて強い写真、好きです。

今日は寒かった~ですね~
寒波で大雪の所が多いようです。
東京都心の最低気温は、-2.9℃でした。
四ツ谷の外堀に、越冬しにきているカモ(ハシビロガモ)寒そうに丸まっていました。
越冬しに来たのに、寒いんですね~
東京の都心に育った者は、このカモが来ると冬になったんだな~と思ったものでした。
以前は、冬には皇居のお堀にも薄い氷が張る日がありましたが、いつのころからか張らなくなりました。
地球温暖化です。
写真展帰りの午後の

東京・六本木です。
冬の空は、湿気も無く澄んでいて反射光が眩しいくらいです。