でも、私個人として、今のところは、バッテリーのみでモーターを駆動する純粋な電気自動車って、構造上フォトグラファー的使用には、全く向いていないと思っています。
フォトグラファー的使用と言っても、特別な事ではなく、人と荷物を積んで、遠くまでできるだけ早く、いつでも行けるという事です。
現在の電気自動車でそれが可能なのか・・・🤔
そこで、電気自動車ユーザーの様子を見たく、Youtubeを見たのですが結論はヤッパリNGでした。
・充電に時間がかかりすぎる。
・気温やバッテリーの状態、充電器の状態で単位時間あたりの充電量が不安定である。
・バッテリーの劣化が、現在の電池では避けられない。(内燃機関車だと走れば走る程、燃料タンクが小さくなる!という事です。)
・スピード、季節、勾配、路面状況、車載重量、空調の使用、バッテリーの状態等々の様々な要素によって、走行の変化が内燃機関より大きく、航続距離の予想が難しい。
以上がYoutubeの電気自動車の投稿を見てのまとめです。
結論としては、充電時間が短く、蓄電容量が大きく、重量が軽く、どんな気候条件でも性能が変わらないバッテリーが開発されない限り、フォトグラファーは電気自動車を仕事では使えないと思いました。
今の電気自動車に機材をたくさん積んでロケなんか怖くていけません。
毎年末に行く、冬の東北震災後の記録撮影も、現在のスケジュールではいけません。充電時間を考慮すると、倍以上の時間が必要でしょう。吹雪で閉じ込められたらおしまいです。
一般的な移動でも、航続距離の不安定さから、常に充電の必要性があり、同じ距離をエンジン車で走行するより、かなり多めの移動時間が必要そうです。
今の性能の電気自動車は、撮影の足を引っ張る事になりそうです。
それでも、広告や販売促進系の写真撮影では、都市中の移動だけでは使用可能でしょうが、ネイチャーや風景、ドキュメンタリー系のフォトグラファーには、電気自動車使用はむりでしょう。
電気自動車先進国が揃うヨーロッパでも、電気自動車一辺倒から是正の動きが出てきたといいます。
そりゃそうだろうな~
一生懸命日常生活でCO2を減らす努力をしても、各地の紛争やウクライナの戦争でCO2をたくさん排出するし、SDGsもふきとんでしまう・・・😢
何やってんだかという思いです。