本日の午後は、JPS・公益社団法人日本写真家協会主催の第16回フォトフォーラムに行きました。
会場は、恵比寿の東京都写真美術館1Fホールです。
今年のテーマは「自然と命を撮るということ」。
講演とパネルディスカッションの2部構成です。
会場で配られた、パンフレットには協賛各社のカタログも入っていました。
今回講演するのは、ネイチャーフォトグラファーの大竹英洋さんと、水中写真家の中村拓哉さんの2人。
パネルディスカッションには、上記2人の写真家にJPS会長でドキュメンタリーフォトグラファーの野町和嘉さんを加え、司会はナショナルジオグラフィック日本版の編集長大塚茂夫さんです。
同じ写真を生業としていますが、広告系とネイチャー系の違いを、強く再認識しました。
「生き方が写真になる。」、確か大竹さんの言葉ですが、これは広告系もネイチャー系も同じです。
野町さんは、きちっと撮影しているフォトグラファーの写真は、必ずや貴重な記録となる、スマホで写真や動画を撮っているが、それらは「記録」として残るのだろうかとの提起をなさっていました。
自然系のフォトグラファーの話を聞くと、現在の地球の危うさが伝わってきます。
そして、自然系のフォトグラファーをリスペクトせずにはいられません。
まじめに写真を考えた、有意義な午後でした。