訳あって、Phese One P45+を使っています。
Phese One P45+は、17年前の2005年11月に発売されたデジタル中判バックです。
画素数は3900万画素、センサーサイズは49.1×36.8mmです。
現在のデジタルカメラと大きく異なるのは、センサーがKodakのCCDである事です。Phese Oneもこのモデル以降、センサーがCMOSになってしまいます。
このデジタルバックの特徴は、長時間露光が60分までできる事です。
撮影基準感度はISO50、1枚あたり117MBの容量になります。
この頃のデジタル一眼レフは、CANON5Dが10月に発売され、衝撃的でした。画素数は35㎜フルサイズで1280万画素でした。
Nikonは3月に発売されたAPSCサイズのD2HSが426万画素。
12月に発売され、ヒットしたD200がAPS-Cで1092万画素で、まだ35㎜フルサイズは発売されていませんでした。
今では、画素数こそ3900万画素のP45+は、現代のデジタル1眼レフやミラーレスには、画素数では負けてしまいますが、センサー1個のサイズが大きいので、良い画をたたき出します。
さあ、使おうという時に、トラブル発生。
テザー撮影に使うのが、FireWire800なのです。失念していました。
以前、使っていたLeafもFireWireなのでした。
次に困ったのは、使えるMacを探す事。
Firewireのハブを通して、Firewire800からFirewireに変換し、そのポートを持ったMacBook Proに繋ぐ予定でした。
Mashには1台そのMacBook Proがあるのですが、OSをアップしているので、使えない事が判明。
結局、プリンター用に使っている古いMac miniがFirewireのポートがあり、しかもOSをアップグレードしていない為に使える事がわかり、ホットです。
以前、NASAがスペースシャトル運航のために、古いコンピューターを探している時期があったようです。
NASAのコンピューターを新型に変えたら、使えるはずだった以前のデータが使えなくなり、世界中から古いコンピューターを探したという事です。
超専門家が揃っているNASAですら、こんな事がおこります。
我々に、起きてもしょうがないですね~
SCSIなんていうのも、ありましたよね~