今日は朝一で、スタジオ整備。
スタジオには、ホリゾンとを黒くするカーテン状の布とスタジオを2分するカーテン状の巻き取り式の布があります。
スタジオを2分する黒布はあまり使わないので、常に光が当たる布の端の部分が、焼けて変色してきました。
今日は、その部分をカットしました。
今のスタジオを使い始めて20年以上、これは初めての整備です。
スタジオには、色々な設備があるのです。
俳優の古谷一行さんが亡くなられました。
古谷一行さんには、お会いした事も撮影した事もありませんが、古谷一行さんの御父上には、お世話になっていました。
古谷一行さんの御父上は、私の卒業した小学校中学校の行事撮影のカメラマンをなさっていて、学校の行事ごとに私たち生徒を撮影していただきました。
お店は、大塚一丁目の交差点の近くにありました。今はもうありません。
今思えば、古谷一行さんによく似ていて、ちょっと浅黒く目鼻立ちがしっかりしていて、ベレー帽なんかを被ってかっこよいというかハンサムでした。
古谷さんに最後に撮ってもらった写真は、中学のサッカーのクラブチームの卒業アルバム用の集合写真でした。
当日は、曇っていたような記憶です。
その時、ボン焚きと言われたマグネシュウムを焚いた照明を補助光にして撮影してくれました。
もちろん、その頃はフラッシュバルブも、ストロボもありました。でも、なぜかマグネシュウムでした。
人生最初で最後のマグネシュウム撮影でした。
記録写真の古谷さんのご子息が、古谷一行さんと知ったのは、もちろんズット後ですが、それからは、古谷一行さんをTVや映画で見ると、記録写真の古谷さんを、思い出していました。
合掌。
写真はSirabee.comより。