一番タフなフォトグラファー   231/365    8月16日(火)    7432

9月に発売されるであろう、タムロンの50㎜~400㎜ズームの海外向けカタログのリークPDFが、デジカメinfoに掲載されていました。
カタログを見て、最初に思ったのは、ゴルフを撮影するカメラマンは、楽になるな~でした。

最近、17才の馬場咲希さんが、全米女子アマで37年ぶりに優勝して盛り上がっています。
これまで、色々なフォトグラファーの仕事ぶりを拝見してきましたが、一番タフなフォトグラファーは?と聞かれれば、プロゴルフツアーを撮影する、フォトグラファーではと思います。


一番タフなフォトグラファー   231/365    8月16日(火)    7432_b0069507_04280515.jpgフィルム時代ですが、数年男子ゴルフツアーに関わった事がありました。
その時見た、ゴルフトーナメントを撮影するカメラマンのタフさにビックリしました。
彼らの標準装備は400㎜2.8を付けた1脚付きのカメラと70~200㎜を付けたカメラ、それに24~70mm+ストロボの3台のカメラをぶら下げて、プロの試合ですから途中の休憩無く18ホールを4日間、徒歩で撮影していました。 
アベレージゴルファーは18ホールで8~10㎞歩くと言います。プロの試合はどのくらい歩くのでしょうか?
それに付いていくカメラマンは、もっと歩く事になります。
しかも、試合の時間は4時間半から5時間という事です。それに加え、カメラマンは試合の前後も撮影します。
天候もいろいろでしょうし、大変な体力と気力を使う撮影が、プロゴルフトーナメントの撮影です。

時は変わり、デジタル時代の現在、特にミラーレス化が進むプロゴルフツアーを撮影するカメラマンの装備は、どうなっているのか気になっています。
ゴルフを撮影するカメラマンのミラーレスデジタルカメラ導入は、早かったと聞きます。理由は無音撮影ができるから・・・
TV中継を見ていても、ティーショットの時は、プレイヤーがスイングするまでは、咳ひとつ聞こえない静けさですが、スイングに入ったとたんに凄いシャッター音がしていました。ゴルフの撮影は全ての同じです。
使用するレンズの明るさが、2.8なのもフィルム感度との関連が大きい思います。
レンズが明るい方が、早いシャッタースピードで写せます。
フィルムでは、現在のデジカメのように、ISO3200や6400でも使える写真が撮れるなんて、夢のまた夢でした。

例えば、今度発売されるタムロン50㎜~400㎜を使えば、カメラを1台減らせるし、最望遠のF値が6.3でも、高感度に強いデジカメには問題ありません。
ヨン・ニッ・パに比べれば、はるかにコンパクトです。メーカーもサードパーティーですが、信頼できるタムロンです。
専門外なので、よくわかりませんが、こういう機材が出てくると、ゴルフ撮影カメラマンの装備は変わっていくのでしょうか?
詳しい方、お教えください。




by mash_boss | 2022-08-17 07:17 | 機材 | Trackback | Comments(2)
Commented by ネコスタ at 2022-08-17 11:54
こんにちは
ゴルフの撮影、Jリーグの撮影されてる先輩に聞いたのですが
結構4kの動画撮影の切り出しになっているそうです
理由はミラーレスでもローリングシャッターでクラブが曲がってしまうためだそうです。すべてではないと思いますけれど。
自分で確認したわけではないのですけれど。
Commented by mash_boss at 2022-08-30 10:44
ネコスタさん、そうですか。
そのうち、8Kからの切り出しになるのでしょうね。
スポーツ写真の世界も、どんどん変わります。
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