そんな時代に育った私ですが、気になる車はクラウンでした。
個人タクシーのクラウン高級モデルに、偶然乗ったりすると、乗客である限り良い車だと感じます。
2000年代初めには4WDのワゴンもありました。
一時は、ヨーロッパ車に乗ったものの、走りは良いけど故障するのでクラウンのワゴンを真剣に考えた事もありました。
11代めまであったワゴンは、その後なくなってしまいました。
そのクラウンが、16代めのモデルを発表しました。
今回の私的大注目は、久々に「エステート」の復活です。

トヨタクラウン、実は1台だけ乗った事があります。
フリーになり、父から譲ってもらったいすゞ117クーペでは、荷物が入らず、買い換えたのが中古の5代目クラウンの4ドアハードトップでした。
写真のクラウンと同じモデルです。色は濃い緑のメタリックでした。
クラウンの年式は忘れましたが、この頃は各メーカー排ガス規制対策に追われて、エンジン出力は、非力そのものでした。
トヨタの1975年度排出ガス規制対策車(トヨタではTTCと言っていました)だったクラウンは本当に力の無い車でした。
因みに、105馬力の従来の18R型エンジンをTTCにした、19R型エンジンは、80馬力

になってしまう酷さでした。
荷物を積んで、アシスタント君と2名で高速を走ると、100Kmがやっとでした。
そのクラウンを売って、代わりに乗ったのが68年型のベンツ280Sでした。当時でも古かったですが、高速道路での走りやコーナーリングは、それまで乗っていたクラウンとは、雲泥の差でした。

クラウンのエステートが、久々に復活しました。
11代までは、クラウンにもエステートがありましたが、売れなかったのでしょう、いつのまにか、モデルラインナップ外されてしまいました。
その後、エステートといえば、国産ではスバル、外車ではVOLVOやBenzといった、ヨーロッパ車が定番になってしまいました。
今度のクラウンでやっと復活と思ったら、全高1.6m以上のSUV風です。
ロータリー式のパーキングには入りません。
でも、カーゴスペースはどのくらいか?
車高のレベライザーは付いているのか・・・
気になります。

さて、こちらは、ニッサンセドリック・グロリアのワゴンです。
1999年まで生産されていました。
何故か、クラウンのワゴンより、こちらの方が、フォトグラファーには人気がありました。
フォトグラファーには、こういう方が使いやすいのです。
こんなエステートを希望していましたが、望みは叶いませんでした。

最近、何回か見たワーゲンのワゴンです。
たぶんですが、オーナーはフォトグラファーです。
タイプⅢというモデルで、2ドアのワゴン(バリアント)です。
1961~1973年まで生産されていました。
最終モデルでも、49年前の車です。
懐かしいし、珍しいです。
空冷、リアエンジンです。
クーラー付いているのでしょうか?
モーターで無く、エンジンで動く、充電ではなく給油で走る車を楽しめるうちは、楽しみたいと思うのです。