試乗しました。   145/365  5月25日(水)   7346

フォトグラファーとしての近々のトピックは、何といってもAPS-CサイズのCANON EOS R7,R10発表です。
CANONの方針大転換になるカメラです。いつかはきっとそうなると、みんなが思っていた事が、ついに実施されました。
こちらの方は、多くの記事がでているので、このブログは今日も車です。
車は、フォトグラファーにとって、カメラと同等に重要な機材なのです。(今のフォトグラファーはどうかわかりません。)


試乗しました。   145/365  5月25日(水)   7346_b0069507_18404259.jpg原宿の事務所の隣で、2月19日からオープン中のヒョンデ(現代)のポップアップショールームHyundai House Harajukuは、いよいよ29日(日)で終了です。
このショールーム、試乗もできるので、本日駆け込み試乗をしました。
試乗は、電気自動車のIONIQ 5が多いのですが、私は水素自動車のNEXOを試乗しました。
水素自動車をドライブするのは、初めてです。
ドライブフィーリングは、電気自動車と全く同じで、アクセルを踏めばスッと走り出します。
サスペンションとシートは固めで、ヨーロッパの車のようです。
同乗の担当者によると、電気自動車のIONIQ 5と水素自動車のNEXOの運転しての最大の違いは、回生ブレーキの効きかたの違いとの事。
電気自動車のIONIQ 5はアクセルを離すと、完全にストップしますが、水素自動車のNEXOはそれは無く、最終的にはブレーキを踏まなけらば止まりません。
NEXOの回生ブレーキは、パドルシフトで3段階に調節できるので、エンジンブレーキの感覚で使えます。

エンジンルームには、エンジンでは無く燃料電池が入っています。
この電池が動かすモーターの出力は最高出力は120Kw 馬力に換算すると163PS相当、トルクは395 N-m Kg40.2788に換算すると40.2788Kgです。
オレンジのパイプは高電圧のパイプで、触るの注意との事です。
ブレーキ用のオイルタンクは、通常の車と同じ。
小さなラジエターも付いていますが、これは燃料電池の熱対策用との事です。
エンジンオイルの交換や、燃料ポンプやウオーターポンプを心配する事なく、タイミングベルトの調整も交換も必要ありません。
駆動用のモーターが、壊れたという事は聞いた事が無いとの事でした。
5年10年乗らなければ、評価はできませんが、内燃機関車より部品が少なく壊れにくそうですが、重要部品が壊れたら修理と言うより、全とっかえになりそうなので、費用は莫大になりそうです。

試乗しました。   145/365  5月25日(水)   7346_b0069507_18435709.jpgNEXOの外観は、IONIQ 5に比べてまろやかです。
発売は2018年というので、発売いらい4年たっています。モデルチェンジのサイクルはどの位か不明ですが、ベンツのサイクルなら中期モデルになるくらいでしょうか?

車のジャンルとしては、SUVなのですが前輪駆動のみで4輪駆動の設定はありません。
価格は¥7,768,300ですが、エコカー補助が約 ¥ 2,203,500もでるので、約¥5,500,000で購入できます。
試乗しました。   145/365  5月25日(水)   7346_b0069507_18404266.jpgインテリア表示は、全て液晶パネル。
発売が4年前の車なので、IONIC5より古い感じがする事を、担当者はしきりに気にしてました。
私は、ボタンも液晶表示もデザインがイマイチと感じました。
走行中は、ものすごく静かです。

現在の車が求められる、安全装置は全部ついています。
ただ、不思議なのはオプション設定にもカーナビは無く、スマホのアプリのカーナビ画面が液晶パネルに表示されるという割り切りようです。
また、ウインカーは国産の車と同じで、右側です。
某自動車評論家曰く、ウインカーノブを左から右に変えるだけで相当のコストがかかるので、ヒョンデの日本進出の本気度がわかるそうです。

水素自動車、日常使いで問題になるのは、やっぱり水素ステーションの数です。
2022年5月現在、首都圏、中部圏、関西圏、九州圏、その他で159ヶ所です。
北海道にはわずか3か所、東北は仙台以北はありません。

中国やヨーロッパで、電気より水素という流れが出てきた現在ですが、さあどうなる事でしょう。


by mash_boss | 2022-05-26 07:07 | | Trackback | Comments(0)
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