休日の今日は、カメラの故障についてです。
14日(木)久しぶりにカメラが故障しました。それも現場で・・・
EOS1Vで、ある会社の広報誌の取材で、渋谷のスペイン料理レストランを取材中、オートフォーカスとマニュアルフォーカスでのピントが大きくズレる事に気がつきました。
17-35mmで薄暗い店内を撮影中、まずマニュアルでフォーカスを合わせ撮影、次にオートフォーカスで撮影しようとしたところ、ピントがマニュアルと大きく狂うのです。
このカメラは、タイやハワイの灼熱のビーチから、カナダの-30℃までの酷使に耐えていたカメラです。
さっそく、キャノンのプロサービスに持ち込んだところ、担当の岩田さんから「カメラは愛情ですよ、愛情が不足しているんじゃありませんか・・・」といわれました。そういえば、フィルムカメラの1V君は最近、とんと出番が無く、機材ロッカーに居ることがほとんどです。「そうか~」と妙に納得しました。
さて、キャノンの場合、F1系からEOS系に変わっての最大の良いところは、故障の警報が出てカメラが作動しなくなる直前のコマまで、ちゃんと写っているという事です。例えば、エラー表示が突然出てカメラが動かなくなったとしましょう。撮影の途中のフィルムを現像すると、動かなくなった直前のコマまで写っているのです。
これがF1系のカメラだと、そうは行きません。撮影途中に、シャッターの羽に隙間が生じたり、レンズの絞りが、正しく動かなくなったとしても、カメラは動いてしまうので、フォトグラファーが気づくまで撮影してしまい、現像後に始めて故障がわかるなんていう事もありました。
中版カメラでは、本番撮影と同じボディーにポラパックを付けて撮影するので、撮影途中で故障を発見できますが、35mmですと、ポラロイドは専用ボディーで撮影するので、撮影途中での故障、特にシャッター故障の発見は難しくなります。
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