今日は、春分の日。
本来は、春に向かう明るい祝日なのに、今日もトップニュースは、ウクライナ情勢。
これって、50年近く前と同じじゃないかと思ってしまう今日この頃です。
50年前は、ベトナムです。
原因はウクライナとは違いますが、朝TVを点けると、ベトナム戦争のニュースから始まる日々が続きました。
中学から大学までの長い間でした。
銀座には、ベトナムからの帰休兵、中には松葉杖の負傷兵がいました。
日本は太平洋戦争後77年間、「戦死者」はいませんが、アメリカも、ソ連・ロシアも戦死者がでる行動を随分しているのです。
ニュースを見ながら、耳に流れて来るのは、ダミアの「暗い日曜日」。
1936年、発売禁止になった「暗い日曜日」のような境遇になる女性が多くならないように祈ります。
そして戦争や紛争になると、写真の「名作」が生まれます。
ピューリッツァー賞を受賞した、沢田教一さんが1965年に撮影した「安全への逃避」です。
名作ですが、悲しい名作です。
来年の世界報道写真展には、多くのウクライナの写真が展示されると思います。
JPS・公益社団法人日本写真家協会のメンバーの何人かが、ウクライナに取材に行っているようです。
確実にわかっているのは、宮嶋茂樹さん。
先日、TV中継に出ていたそうです。
すでに、ウクライナで活動するプレスから、何人かの死者が出ています。
皆さんが、無事に帰ってくる事を願っています。