人気ブログランキング参加中です。今日は、休みなのでゆっくり小津安二郎の「東京暮色」を見ました。
ちょっと気になったのは、現像・林 龍次のスタッフ名です。世界的名作の「東京物語」の現像にも林さんのお名前が・・・
普通の映画の現像の項目は東京現像所やIMAGIKAといった会社名なのですが、個人名が出て来るのはどうしてでしょう。
映画フィルムの現像って、全くわかりませんが、小津さんの、モノクロの味を出すには林さんの現像が重要だったのでしょうか?
林さんて、モノクロ映画フィルム現像の名人なのでしょうか?
そもそも、モノクロ映画フィルムの現像って、どんな装置や機械で行っていたのか、現像液はスティールフィルムと違うのか、興味があります。
それにしても、出演している有馬稲子さんキレイというかカワイイです。凄ーい!
70年代、この写真の有馬さんに似ている、売れっ子モデルさんがいました。
主人公の家が、以前は新宿の東五軒町に住んでいた事になっています。
私の最初のスタジオは、隣り町の西五軒町あったのでちょっとビックリでした。
小津さんの映画は、ローアングルからの撮影が特色です。
画面を見ていて、今日気付いたのは、垂直がしっかりしている事です。
パースがあまり付いていません。
もともと、映画はスティルより焦点距離長めのレンズで撮影するので、パースは付きにくいと思うのですが、パースが付くギリギリのローアングルを意識して撮影したのでしょうか?
小津安二郎映画の初心者ですが、映画の中身では無いですが、色々気になりました。
だいぶ前、仕事でVTRは撮影した事がありますが、ムービーはありません。
一度、撮影してみたいです。