人気ブログランキング参加中です。今日の午後は、池袋でちょっと一杯。
初めての居酒屋の窓からの一枚です。
チェーン店には無い良さがいっぱいのお店でした。
思えば、池袋って殆どしりません。
栄町通りも、今日気が付きました。
昔の池袋が残っています。
タイムスリップした気分でした。
東京の、特に昔の山の手地区の人にとっては、今でも池袋は殆ど縁の無い猥雑な街なのです。
猥雑というか危険な街のイメージです。
糸井重里さんの「おいしい生活」等のコピーで沸いていた1980年代の「西武王国」時代、西武の本拠地、池袋の西武(SEIBU)デパートには西武美術館等があり、「セゾン文化」が花開いていました。ポラロイドの20x24の写真展なども開催されました。
時は、バブルに向かう「浮かれて」いた時代です。
当時の日本のグラフィック広告を引っ張っていたのは、SEIBUグループでした。
SEIBU本体の広告も、PARCOの広告も面白かったし、西武グループの、今は無き「としまえん」の広告も面白かったです。
ただ、西武の本拠地は池袋にあるとはいえ、広告のターゲットは渋谷の公園通り付近に展開していた渋谷西部やPARCOに向いていたように思えます。
当時、池袋という猥雑(失礼)な地域に西武デパートと1978年に巣鴨拘置所(巣鴨プリズン)跡地に建ったサンシャイン60は、島のように浮かんでいるというイメージでした。
1990年のバブルの崩壊前後に「イメージ」を売っていた「セゾン文化」は崩壊。池袋は静かになってしまいます。
でも、最近は豊島区役所の立て直しや、大勝軒の本店のあった住宅密集地が再開発され、随分きれいになりました。
自宅から地下鉄で3駅で行ける池袋、西口には東京芸術劇場なんかもあるのですが、自分の中の池袋の昔ながらのイメージが払拭できません。
そんな池袋、探検中です。