CAPA創刊40周年記念号が届きました。
先ずもって、心からオメデトウです。
昨年今年と写真・カメラ雑誌にとっては、苦難の年でした。
このところ続いていた、Webの影響による発行部数減、それに加えて新型コロナウイルスによる先行き不透明で、写真・カメラ雑誌が相次いで休刊になりました。
「月刊カメラマン」「アサヒカメラ」「日本カメラ」「フォトテクニックデジタル」の4誌が昨年から今年にかけて休刊しました。
昨年9月発行のJPS・(公社)日本写真家協会会報で、写真・カメラ雑誌編集長をお招きして「写真雑誌のこれから」の座談会をしました。私が司会進行を務めました。
その時お集まりいただいたのは、その時点で休刊していた「月刊カメラマン」「アサヒカメラ」の元編集長と、発行している「CAPA」と「日本カメラ」の編集長でした。
その後、まさかの「日本カメラ」が休刊でした。
「CAPA」は残っていますが、発行元が創刊からの学研から、変わっての発行になりました。
「CAPA」、写真好きカメラ好きの夢を載せてとにかくガンバって残ってください。
今号の「CAPA」は40周年だけあって、表紙はいつもの女性タレントではなく、岡田准一さんとライカです。男性の表紙は初めてでしょうか?
表紙から中ページに続く特集になっています。
フォトグラファーがいつもの土屋君ではなく、同門の緒方君です。
私は、御両人を知っているので・・・
タレントさん指名なのでしょうか・・・?
スケジュールのつごうでしょうか・・・?
そんな事が気になるのは、業界人だけですね。
写真雑誌編集長座談会はJPSのWebサイトからご覧になれます。
コチラからどうぞ!44ページからです。
写真・カメラ雑誌は元気がないですが、カメラメーカーさんの先行きは、若干明るくなってきたようです。
フジのX-H2の「噂」が出ています。
APS-Cで4000万画素!になるとか・・・
この画素ピッチで計算すると、35㎜フルサイズでは1億画素弱、フジの中判では1億5千万画素になるとか・・・
いやはや、大変な事です。
画素数競争だけではなく、将来はスマホカメラのようなコンピューティングフォトの導入が控えているそうです。
技術の進歩は留まるところを知らず、「写真の証拠能力」はドンドン減っていきます。
それは「フォレストガンプ」から始まったのです・・・
※写真はfujirumorsから