

なんだかんだの2020東京オリンピックも、今日でおしまいです。
1964年の東京オリンピックを体験している者としては、ちょっと複雑な気持ちで2020東京オリンピックを楽しみました。
新型コロナウイルスの為、開催が1年延期になり、それで分かったのは、日本人のメンタリティーや、支配構造が、76年前に敗戦で終了した太平洋戦争当時とあまり変わっていないのではという事。
そして、IOCはヨーロッパの組織であり、そこでは、カウボーイハットのアメリカ人も、メガネの日本人も「お呼びでない」のではというのが、透けて見えました。
ただ、それだからこそ世間に疎く、今回のオリンピックも開催したのだろうし、歴史や文化というのも作られていくのではという、皮肉さも感じました。
新型コロナウイルスが発生していなければ、外国人観光客で賑わい、TVはオリンピックと日本礼賛で狂い続けていたでしょう。
首相も安倍さんのままで、政治状況も違っていたでしょう。
小さな小さなウイルスの力は、計り知れない事を再認識です。

共同通信によれば、閉会式中の国立競技場の周りは、密状態の人出だったようです。
TVでマラソンを見ていても、沿道の人出が多い区間も結構ありました。
人々の心理は「ええじゃないか」状態になっていたのでしょうか?
それにしても、閉会式はいただけませんでした。
日本人のセンスってこんなもんなのでしょうか?
費用が削られたり、演出家が変わったせいなのでしょうか?
《オリンピックは人類の持っている夢のあらわれである》という字幕で始まり、《聖火は太陽へ帰った。人類は4年ごとに夢を見る。この創られた平和を、夢で終わらせていいのであろうか》は、市川崑監督の1964年東京オリンピックの記録映画の最後に流れる言葉です。
57年経っても、世界のどこかで紛争はあり、世界は変わっていません。
2020東京オリンピックの記録映画の監督、河瀬直美監督はどんな記録映画を残してくれるか楽しみです。
パラリンピックの開会式は24日です。
オリンピックでの人出の影響がこの間に出ます。
開会式の時、新型コロナウイルスはどうなっているのでしょう?
彼らは、人間の感情には関係なく生き続けます。
少しでも、収まっていれば良いのですが・・・
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