立木義浩さんが1億画素のフジGFX100Sで撮り下した、京都・東寺の写真「遍照ー東寺」と、北井一夫さんが、1960年代後半から1970年代撮影・発表された、名作「村へ、そして村へ」の写真展を拝見しました。
立木さんの写真展は、デジタルの良さを100%使った東寺の仏像達の写真展です。
東寺は、寺院・仏像写真のクラッシック、土門拳さんの「古寺巡礼」にも納められています。
立木さんも以前撮影された時とは、違う思いでの撮影なさったという事です。
見応えのある写真展です。
できれば、都写美の地下あたりで、余裕を持った展示スペースで見て見たかったと思った写真展です。
北井さんの「村へ、そして村へ」は1964年の東京オリンピックが終了し、高度経済成長が始まった60年代末期から、70年代中期、石油ショックの頃までの、日本の過疎化する村を優しい視線で捉えたシリーズ作品からの抜粋です。写真は当然フィルム撮影です。「村へ」は、写真界の芥川賞と言われる、第一回木村伊兵衛を1975年に受賞しています。当時、アサヒカメラに連載され、私は、リアルタイムで連載を見ていますが、若かったせいなのか、田舎を持っていない東京育ちのせいなか、私には、あまり響かない写真でした。北井さんと言えば、成田空港反対の三里塚シリーズの印象が強かったのですが、今「村へ、そして村へ」を見ると、いい写真だなと思うのです。熟成はお酒だけでなく、写真にも、見る者にもあるのです。
両写真展詳細はココからどうぞ!
写真展を見終わって、いい気分で外に出たら「危うし!ポルシェ」です。いっぺんに現実世界に引き戻されました。ハザードランプを付けて、とまっていたのですが、そんな事は関係なく取り締まります。この緑のオジサン(たまに女性もいます。)達、繁華街では土日もせっせと取り締まります。正式名称は駐車監視員で、全国270の警察署で1600人がお働きなさっているそうです。みなし公務員です。オジサンに暴行し、公務執行妨害で捕まった人もいます。
ちょっと横道ですが、公務遂行中の公務員には肖像権侵害を適用する事は難しいようです。
緑のオジサンの駐禁取り締まりは、ドライバーとしてはレッカーで移動されていた時代よりよりはましです。レッカー移動の頃は、レッカー移動代に反則金、それに免許の減点と踏んだり蹴ったりでした。このオジサン達に取り締まりを受けたら、そのままにしておけば、車の持ち主に反則金の請求が来るので、それを支払えばおしまい。支払わないと車を売る時に売れなかったりします。免許書の減点はありません。それにしても、あのレッカー業者さんと、たくさんいた婦警さん、どこにいったのでしょう?
もちろん、駐車違反はいけません!
久しぶりの、世界の新型コロナウイルス感染者数ワースト10です。
日本は、34位で感染者数累計780,000,万人です。日本でワクチン接種が進み、累計感染者数が100万人を超えないで流行が収まるでしょうか・・・