本日のセットはこんな感じです。
フォトグラファーは池嶋君です。
気合が入っています。
被写体は、誰でも知っているブランド品です。
ブランド品だからという訳ではなく、ディレクターの要求に従ったら、ライティングがこんなになりました。
セットは2日間組みっぱなしです。
本格的商品撮影には、自分のスタジオが必須です。
そして、この撮影は「今」の仕事です。
デジタルとNet時代の仕事です。
・フォトグラファーは、商品撮影に強い日本人フォトグラファー。
・商品は外国のブランド。
・ディレクターは外国居住。
・Netでディレクション。
・照明は、ストロボと定常光のミックス。
・英語がある程度必要
池嶋君は、だいぶ前に来るべき日を予想して、英語学校で英語をブラッシュアップしました。学費は来るべき日を予想して会社負担です。
それが、今、役にたっています。
新型コロナウイルスのおかげで、Netを使ってのディレクションは身近になりました。
ムービーでも、カメラで撮影している画をリアルタイムで遠隔地で見られるシステムがあり、ディレクターは外国、クルーは日本人で日本国内でCM制作という例がありました。スタジオでの撮影だったのですが、コーディネーターは少しでもNet環境が良いスタジオ探しをしていました。
フォトグラファーの皆さん、目を少しだけ「外」に向けましょう。
撮影でも、グローバル化は進んでいます。
PHILIPSのLEDライトHue white & colorです。
撮影用の特別なライトではありません。
重要なのはレフレクター。
ブロンのP70を使っています。
このレフレクターの光の回りかたは、とてもいいのです。
セット上部のブルーのグラデーションは、このLEDライトです。
カメラだけは超アナログ。
大昔からある「ビューカメラ」で「アオリ」を使っています。
「アオリ」的効果は画像処理でできます。
でも、アオリそのものの効果を画像処理で作るのは、大変なのです。
カメラの機構は超アナログですが、カメラそのものもレンズもデジタル対応です。
夜は、CDと一般企業の社長さんと3人で打ち合わせで、久しぶりのメキシカン。
テキーラで、盛大にフランベ。
煙探知機が作動してしまう事もあるそうです。