CANONとSONY    34/365  2月3日(水) 7163
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CANONとSONY    34/365  2月3日(水) 7163_b0069507_21195539.jpg今日の日経流通新聞にCANONとSONYに関する面白い記事が載っていました。

SONYはα1に関する記事で、画像センサーのデーター処理スピードが上がり、画像処理エンジンの技術が高まりEVFのタイムラグが少なくなり、ある面では一眼レフを凌ぐところも出てきたのでプロフェッショナルフォトグラファーの世界に踏み込めると判断し、α1を作ったという事です。
テクノロジーの進歩により、新しい領域に踏み込んだという事です。

残るは、電気自動車と同じでバッテリーの持ち時間です。

CANON 1DS MkⅢやNikon D6の1/5~1/7にしかすぎません。具体的にはα1が約530枚、MkⅢやD6が2850枚~3580枚(カメラ映像機器工業会規格)です。
バッテリーグリップを付ければ、私のように広告系やファッション系の撮影では、問題にならなくなりましたが、使用条件の厳しい報道やスポーツ撮影の世界ではどうなのでしょう。

CANONは発売以来10年経った、CINEMA EOSが記事になっていました。
2008年11月に発売されたEOS 5D Mark IIのムービー機能が、アメリカの映像作家の間で新しい映像を撮るための反響が凄いという報告が入り、現地調査の結果 CINEMA EOS SYSTEMを開発したという事です。

日清カップヌードルが、アメリカでの日清チキンラーメンの食べ方を見て、開発されたのと同じです。

当時、キヤノンは家庭用VTRで苦戦をしていました。
それが、カメラがデジタルになりEOS 5D Mark IIにムービー機能を搭載した事により、メーカーが思いもしなかった需要があるのを知り、新たな商品開発につながりました。
ムービーの世界では、スティルカメラでSONYがミラーレスでCANON、NIKONに挑戦したように、CANONがムービーカメラの巨人アリフレックスとVTRカメラの巨人SONYに挑戦したのです。

両方ともテクノロジーと人間の発想が局面を変えたのです。


by mash_boss | 2021-02-04 06:00 | Trackback | Comments(0)
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