木村華子 作品展 SIGNS FOR [ ]
ビルの屋上の何も描かれていない広告看板を写し、それの一部に沿ってブルーのネオン管を付けた作品の「写真展」です。
写真展というか、コンセプチュアルアートの作品展です。
ギャラリーには、作者のフォトグラファー木村華子さんが、大阪からいらしてました。
お仕事は、大阪でフリーのフォトグラファーとして、様々なジャンルの撮影をなさっています。
今回の作品は、仕事ととは別の世界の作品展。
写真を使うものの、重要な素材の一部として使っているアート作品です。
[ ]の中は、見る人それぞれです。
個人的には、面白い作品だと思いました。
そして、感心したのはこういう作品の「写真展」をOKする、SONYの懐の深さです。
SONY IMAGING GALLERY銀座は、開催する作品を公募します。
私も、ここで写真展を開催した時は、Web審査を経て、SONY本社で面接を受けて、合格して写真展開催となりました。
木村さんに、面接の時はどうしたのかとお聞きしたら、小型サイズの作品を持って行ってプレゼンしたようです。もちろん、ネオン付きです。
写真らしい写真から、現代アート近くまで展示する、SONY IMAGING GALLERY銀座、幅広い作品展示で面白いです。
木村華子 作品展 SIGNS FOR [ ]
展示期間 2020年11月20日(金)〜12月3日(木)
展示時間 11:00~18:00
木村さん、12月2日、3日はギャラリーにいらっしゃるとの事。気さくにお話できます。
SONYの後は、先月閉鎖された、NIKON PLAZA Ginza跡に行ってみました。
当然閉まっていましたが、看板類はそのままです。
あるはずだったものが、そこにはもう無い。でも、看板は残っている。
ちょっと寂しいですね。
元気になったら、銀座に戻って欲しいです。