
菊池さんと知り合ったのは、2004年11月にヨドバシカメラ梅田店で開催されたデジタルカメラのフェスティバルでした。
当時は、菊池さんはまだNikonの社員と山岳写真家の二足の草鞋を履いていました。
当時、菊池さんの山岳写真を拝見して面白いと思ったのは、ただ山の写真が写っているだけでなく、遠くに街が写っていたりします。
山と人との関係が写っている山岳写真って新鮮でした。
菊池さんは、その後まもなくフリーになり活躍中です。
武井眸さんは、弟子は取らないと決めていた菊池さんが、それを覆した程の頑張り屋さんのようです。
小柄ですが、テニスで鍛えた体で山岳写真の勉強中です。
ここで「弟子」と書くのは、菊池さんの写真展解説ボードに「弟子」とありました。「弟子」と「アシスタント」響きが違います。覚悟のほどが違うように思えます。
それは、写真を写す前に山に登る技術、特に冬山登山などは、命にかかわります。
そういう間柄なので「弟子」になるのでしょう。
山の世界も、新型コロナウイルスの影響大で、ある山小屋では登山客80%減になったそうです。
当然、山小屋で働く人の数も減らしたので、もし遭難事故が起きても捜索隊に協力する人が出せないのだそうです。
そういえば、夏の初めの頃、毎年大学の医学部が山小屋に開設する診療所を、今年は開けない診療所が幾つもあるとニュースで見ました。
新型コロナウイルスの影響を受けていないところは無さそうです。
菊池哲男写真展 八ヶ岳 ~凍てつく岩稜と森~ 武井眸写真展 あるがままに ~ある山岳写真家の自然との対話~
会場:富士フォトギャラリー銀座
会期:17日(木)まで。
会場時間:16日(水)10:30〜19:00,最終日17日(木)14時まで。

菊池さんの写真展の後は、久しぶりにNikon Salonへ行きました。
開催中の荒井 俊明 写真展カムナビを拝見しました。
荒井さんの写真も「山」ですが、菊池さんとは、全く異なる体験、視点のモノクロ写真展です。
同じ自然・山を相手にしても、写真は全く異なります。写真って面白いです。
10年間撮影した写真の集大成写真展、重厚で見応えのある写真展です。
お薦めです。
カムナビとは「神が並んでいる」という意味との事でした。
会場:銀座ニコンサロン
開期:2020年9月 9日(水) 〜 2020年9月22日(火) 日曜休館
開場時間:10:30~18:30(最終日は15:00まで)

今日は、Nikon出身の菊池さん、Nikon Salonの写真展とNikon続きですが、その銀座のNikonの拠点Nikon Plazaが10月20日で閉鎖されます。
1968年1月、ニコン創立50周年を記念して銀座三丁目松屋前にあった松島眼鏡店3Fにニコンサロンがオープンして以来、ニコン創立102年めにして銀座から撤退です。
旧ニコンサロンで見た、篠山紀信さんの「誕生」、坂田栄一郎さんの「Just Wait!」、小川隆之さんの「New York is」等は忘れられません。
銀座撤退も、業績悪化のためな のでしょうが、残念です。
いつかは、戻ってきて欲しいです。
Nikon Plazaでは、Z5を触ってきました。
例えば、ファインダーの視度調整に入門機と言えど確実なロック機構が付いているなど、カメラとして良くできています。
でも、悲しい事にスマホで育った人たちは、ファインダーを覗かずに背面の液晶パネルを見て撮影している人がいます。
そういう人達は視度調整なんて関係ないし、付いている事も知らないかもしれません。
Web上のレビューを見ても、どのカメラでも受光素子の事、画像エンジンの事、連写速度の事、動画の性能等が中心で、カメラの使い心地や作り込み方なんていう抽象的な事は、殆ど載っていません。
Z5結構いいですね~
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