雑誌の次は・・・ 東京Step3_13 6月24日(水) 6955  

雑誌の次は・・・ 東京Step3_13   6月24日(水) 6955  _b0069507_04534738.jpg「やっぱり」というか、遂にというか、噂どおりというか・・・オリンパスが、映像事業をファンドに譲渡すると発表しました。
デジタルカメラの世界の出荷台数は去年約1521万台。最盛期の2010年は1億2000万台を超えていました。
10年で、出荷台数は13%弱になってしまいました。
スマホの影響でしょう。
デジタルになってからの、フィルム出荷の減り方のようです。
オリンパス映像事業部を再生する事になった日本産業パートナーズ株式会社は、VAIOやBiglobを再生させた実績があるとの事。再生後、どこかにお嫁入りするのか、一本立ちするのか、84年の歴史は進行形になる事を願います。
ギャラリーやプロサービスはどうなるのでしょう。
APAやJPSのイベント等でお会いする、オリンパスのプロ担当の方々のお顔が目に浮かびます。
マイクロフォーサーズの行方は・・・

フォーサーズ規格は2002年発表。その時点で予測していたより画像素子の性能アップが大きく、現在ではフォーサーズ規格の大きさでは、色々無理になっているのかなと思ってしまいます。
広告系撮影の世界では、フォトグラファーより周りの環境が大きな画素数を求める傾向があり、フォトグラファーは抵抗できません。
以前、オリンパスのお偉いさんと、立ち話でお話をした事がありますが、画素数が必要な広告系の撮影に対しては熱心ではありませんでした。それは、会社の方針なので仕方ないとして、でも、市場の何パーセントかは「放棄」する事になります。独自路線は良いですが、独自過ぎてもな~ 難しいです。
ミラーレスの規格マイクロフォーサーズを登場させた時に、フルサイズマウントの規格も作っておけば・・・
でも、SHARPがマイクロフォーサーズで3300万画素の8Kの動画カメラの発表をしています。
オリンパス、3000万画素クラスの静止画中心のカメラは無理だったのでしょうか・・・  いや、過去形にしてはいけません。
新生オリンパス、がんばってください。

今回の決断に、新型コロナウイルスの影響も加わっているのでしょうか?
急激に色々変わります。



by mash_boss | 2020-06-25 07:04 | カメラ | Trackback | Comments(0)
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