「on the road」はアメリカの小説家ジャック・ケルアックの小説の名前。
1950年代のビートジェネレーションを代表する小説です。
1960年代最後半、森山大道さんは故中平拓馬さんからもらった「on the road」に影響を受け、カメラ毎日に国道シリーズを発表しました。
当時私は、そのなかの国道16号線を見て、雷に打たれるような衝撃を受けました。
それから半世紀近く、STAY HOME、STAY TOKYOの非日常の今、今日は東京の環状7号線を起点から終点まで走ってみました。
STAY TOKYOなので、都外には出ません。車の外にも出ません。
こんな時でなければ、環七を始めから終わりまで走ろう等とは思いません。それは、環七が名うての渋滞道路だからです。そして、高度成長期には「環七ゼンソク」と言われる公害の素にになりながらも、日本の経済発展を支えた大切な一本の道を、思い付きではありますが走りました。総延長52.5Kmの環七を1時間半程で走れました。まさに非日常の走破時間です。
森山さんと私が大きく違うのは、才能と撮影方法。
森山さんは車の助手席から、長玉で路上を狙いましたが、ドライブしながらの私はそうもいかず、リモート撮影をしました。さらに、今日は光の変化の無い曇りの日。
やはり、面白く無い結果でした。
次は、助手席から写したいと思います。
環状7号線の起点、東京都大田区東海1丁目の東京港野鳥公園脇。
野鳥公園の駐車場は、この連休中は閉鎖中です。
環状7号線に一か所だけある「踏切」です。東急世田谷線の若林踏切です。
この踏切は信号がついているので、それに従い一時停止は必要ありません。
ドライブインは「on the road」の時代でも「route 66」の時代でもドライバーにとってのオアシス。
マクドナルドに寄りましたが、店舗はクローズでドライブスルーと持ち帰りのみ。
車の中でコーヒーブレークをしました。
反対側の道が混んでいると思ったら交通事故。
ラジオの交通情報によると、乗用車2台の事故との事でした。
映画「バカヤロー! 私、怒ってます」の第三話「運転する身になれ!」に出てくるのは「綾瀬」。
環七をまたぐのは、その次の駅「北綾瀬」です。
地下鉄千代田線は、山の手と下町を結びます。
だいぶ前に「地下鉄はどっから入れるのかな~」という漫才が流行りました。
地下鉄博物館発見!
地下鉄東西線の葛西駅です。
日常生活に戻ったらいってみよう。
環七終点の葛西臨海公園近くです。
公園駐車場は閉鎖されています。
今日の仕掛けです。
オリンパス ペンF+Mズイコーデジタル18㎜ 1.8です。