今日の午後は、学長室会議監査委員会という場違いというか何とも馴染まない会議に出席するために、母校、和光大学へ…
小田急線・和泉多摩川駅(東京・世田谷区)と登戸駅(川崎市)の間の多摩川を渡ります。
台風20号の影響がまだ残っていて、通常は緑の左右の河川敷も土色です。
水量もまだまだ多いです。
はるか先、画面中央左に小さく見える高層ビル群が、タワンが停電している武蔵小杉です。
左岸はテレビドラマの名作「岸辺のアルバム」で、オープニングで洪水の多摩川に家が流される映像が撮られた場所付近です。
和光大学や玉川大学、国士舘大学、桜美林大学のある町田市は、あまり被害はなかったようですが、少し離れたところにある首都大学東京(元都立大学、来年からは再び名前が都立大学に戻る。)では、図書館の蔵書7万冊が水の被害にあったようです。
そしてショックなのは、川崎市民ミュージアムの収蔵庫が水没して、所蔵品26万点が被害にあった事です。
昨日の朝までは、所蔵庫のある地下は排水中で、扉は2重構造になっているので。扉を開けるまではわかりません、という希望的コメントがあったのですが、排水がすんで扉を開けたら、やはりダメでした。
川崎市民ミュージアムは、写真にも理解があり、大きな写真展を何回も開催しています。美術館では珍しい漫画や写真、映像などの資料など約26万点を所蔵しているとの事ですが、多くが被害にあったようです。
Polaroid20x24でもお世話になり、現在も撮影している劇団「唐ゼミ」のテント公演も開催した事があります。残念です。
人的被害も悲しいですが、文化的損失、被害は後からジワジワときいてきます。
復元はどのくらいできるのでしょうか?
※写真は川崎市提供
夜は、久々に「朝まで生テレビ」をみました。
各党若手国会議員の討論会。
同じ自民党でも、二階さんに代表されるような爺さん政治家と若手では違うな~ と驚き、野党も同様。
でも、Japanese Communist Partyだけは誰が出ても同じ。一周遅れている感じです。
出演した彼らが力を持っていたら、もっと効果的な水害対策ができたのではと思い、この人たちが、このまま政治家で初心を変えなければ、日本にも未来があるのでは思う内容。
パネリストの三浦瑠璃さんから、テレビでは禁句的被差別部落の話題も出てきたりして、あきない番組でした。
それにしても、司会の田原さん、麻生さんや安部内閣をけっこう厳しく批判、特に麻生さんに対しては手厳しく、これが政権末期という事かと妙に納得でした。