広告系の化粧品の「単品切り抜き」撮影の準備中です。
「単品切り抜き」は商品撮影の基本的撮影で、カッコいいイメージ撮影はできても、単品切り抜き撮影ができないフォトグラファーも結構います。
ライティング、撮影商品の撮影用加工等「物」撮影のフォトグラファーの基本の基です。
反対に、職人的要素で撮影できる単品切り抜きで終わってしまうフォトグラファーもいます。
MASHの仕事用カメラは基本CANONですが、ジワジワとミラーレス・SONYが入ってきています。
フィルム時代は、ビューカメラで商品のパースを修正し、ロールフィルムホルダーで6x7か6x9で撮影していました。
デジタルになり、フィルムのホルダーがデジタルバックに変わり、35㎜一眼レフデジタルでティザー撮影ができるようになると、5DMkⅡあたりから35㎜一眼を使用するようになりました。
パースはPCで修正します。
この種の撮影ですと、ミラーの必要性が無いのでα7の方が合理的です。
何より、C1が使えてマウントアダプターのMC11を介して、SIGMAのマクロレンズが全部使えるというのがメリットです。
MASHが所有するマクロレンズは75㎜,100㎜,150㎜,180㎜の4本。100㎜だけCANONで、あとはシグマです。
商品撮影では、レンズ先端から商品までの距離、ワーキングディスタンスと、レンズの焦点距離によるパースと被写界深度は微妙な関係があり、細かい刻みでのマクロレンズが必要になります。
キヤノンはミラーレス Rを発売しましたが、5000万画素の5Dsの後継機は、ミラーレスになるのではと、MASHでは予測しています。そうなれば、純正のレンズアダプターとともに導入予定です。
スタジオの入り口には、昨日の撮影に使った、レンタルをしたムービー系機材が、引き取りをまっています。
昨日の撮影は、スティルとムービーの撮影で、どちらかというとムービーが多い撮影でした。
スティルもムービーもカメラはCANONを使用。
ムービーはATOMOS NINJA Ⅴを使い、照明はLED。
こちらも、ジワジワとムービー撮れるのが当たり前的になっています。
フォトグラファーはMASH managementの日本大好きのオーストラリア人フォトグラファークリス・モリソンです。