2019年、令和の始まりとともにデジタルカメラの生き残りの戦いの最後のコーナーを曲がろうとしているようです。
デジタルカメラに関する統計も色々と出ていて、ちょっと混乱します。
金額別
台数別
ヨドバシカメラ販売台数
マップカメラ販売台数・・・
今日の日経産業新聞に載っていたのは、GFK JAPANという調査会社の「国内の有力家電量販店などから販売実績を集計した販売数量ランキング」です。
調査期間は3月18日~4月14日です。
カメラ好き、写真が趣味の人たちのカメラ環境とは、全く違います。
写真やカメラが趣味の人や、我々プロはPanasonic S1やS1R、次のCANONやNikon,Sonyのフルサイズミラーレス、2020東京オリンピックのカメラなんかが話題ですが、実際売れているカメラは違うようです。
今日の調査って、撮影会初心者講習をする時に、参加者が持っているカメラと似ています。
やはり、キャノンのKiss系やNikonの4桁系の初心者向け一眼レフカメラの方が多く、ミラーレスになるとソニーα系とオリンパスのOM-D系の低価格機が多いのです。
特に、女性参加者はKiss系一眼レフ、キットズームが多いです。
初心者講習受講者の50%がCanon,25%がNikon,15%がSony,5%がオリンパス、残りがその他という感じです。
不思議に、イオス キスMやAPS-Cのミラーレスシリーズ、オリンパスのPEN系は殆どいらっしゃいません。
ヨドバシカメラでEos Kiss X9iダブルズームキットが¥103,800,-、OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキットが¥81,000-。
先月発売されたSONYα 6400 ダブルズームレンズキットは¥149,270,-です。
¥40,000,-の差は大きいです。
調査結果、初心者講習現状納得です。