今日の午後は久しぶりに、恵比寿のTOP Museum=都写美=東京都写真美術館にいきました。
一番の目的は、マイケル・ケンナの45年回顧展。
これまでの作品のなかから選んだ作品の展示です。
驚いたのは、写真を始めた初期の作品から、最近の作品までスタイルが変わらない事です。
どの作品も、彼の美意識が貫かれたクラッシクなスタイルですが、その中に新しさもある「素晴らしい作品」としか言いようがありません。
メインのA 45 YEAR ODYSSEYは、作品数100点の写真展です。
メインの写真展のみ、撮影可ですが、複写的撮影と商用利用は禁止されています。
会場内には、併設されている写真展が2つあり、一つはナチス強制収容所のアウシュビッツ跡を撮影したImpossible to Forget.
この写真展は写真の力が、よ~くわかる、遺憾なく発揮された写真展です。
もうひとつは、10年にわたり日本の古い家屋で日本人女性をモデルにして撮影した未発表のヌード作品「裸婦」です。正直こちらは、私には?です。
こちらの2つは、撮影禁止です。
広告系の私にとって面白かったのは、会場入り口で映像が流れている、2つのモニターの左側。
マイケル・ケンナのCommercial Work.広告写真です。
クライアントは、ロールスロイス、マセラッティー、Jeep.三井ホーム等々。
彼の写す高級ブランドの広告写真は「高貴」です。
紙媒体でゆっくり見てみたいです。
ケンナ以外には、
3階展示室では「建築 × 写真 ここのみに在る光」。
2階では「小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol.15」を開催中です。
2階は、ほかの2つの写真の世界とは全く違いますが、アートとしては面白い展示です。
3階は、建築と写真のかかわりがきちっと学べます。また建物がかかわった名作が見られます。
こういう美術館が東京にあるのは、幸せな事です。
3つの写真展、27日(日)までですが、行くべき写真展です。
目的は、定点的に写している2020東京オリンピック選手村建設現場。
完全にオリンピックに間に合います。
特に意識して3か月毎に行く訳ではないのですが、一種の「体内時計」です。
10月も7月も、ここの帰りに「ホープ軒」と「東京オート洗車」に行っていますが、今日はパスして都写美でした。
次は、4月に行くことにしましょうか?
4月14日(日)にSEVEN SEAS MARINER.4875tが入港し、15日(月)19時に大阪に向けて出港します。
夜の晴海もいいかも・・・
市ヶ谷のお濠の桜です。
もう、小さな「芽」が・・・
寒の入りしたばかりですが、春は、そこまでです。
こういう事に気が付くようになったのは、年になったから?