人気ブログランキング参加中です。MASHmanagementの新しいマネージャー補です。
昨日就労資格が降りました。
愛新覚羅 啓江です。
どこかで見た事がある…?
そう、歴史の教科書や、映画好きの方ならラスト・エンペラーでご覧になったかも。
今年の春、上智大学新聞学科の修士課程を終了しました。
彼女のパーソナルヒストリーは別として、8月から特定活動という在留資格でMASHで働いていました。
何故彼女がMASHに来たのか…
今の日本の社会だからです。
MASHはここ1年と少し、マネージャーを探していました。
本格的に探そうと思ったのは、昨年の暮あたりからです。その場合、1番問題なのが採用経費。
営業募集で何回かと前回マネージャー募集の時に使ったのですが、リクルート系やマイナビ等の就職情報誌は、掲載の面積にもよりますが、2週間の掲載+Webで40万~50万円の費用がかかります。
そして、問題なのがMASHのような会社の営業職やマネージャー職の仕事の内容を、就職情報誌の営業自体が理解できず、掲載するMASH会社紹介の文章ひとつで、ミスマッチが起こってしまう事です。
就職情報誌でも、もう10年程前から応募はNetでしてきますから、不況時には100人以上、景気が良くなってっも30~40人の応募者を短期間で判断し面接の設定をするのは、かなり負担になるのです。
しかも、ミスマッチの応募者が多いと、ほんと疲れます。
採用の法律で求人者の年齢制限、性別は書けないので、仕事の内容や給料で若い人向きを匂わせますが、高齢の方たちの応募も結構あります。
女性が必要な時には、女性向け就職情報誌にも求人を出しますが、女性向け就職情報誌を読む層とMASHが求める層が違うので、結果は芳しくありません。
という訳で、今回の募集はNet媒体での募集に限りました。
Net媒体での募集費用は、無料、月額払い、出来高払いと色々あります。
就職情報誌とそのNetと違うのは、Net媒体は随時募集文章の内容を変えられること、読む、見る層が違うという事です。
今回はWantedly、Jobins、indeedの3つを使いました。それぞれ特色があり、Netでの募集はある面、就職情報誌より、こちらの努力、SNSのフォロワーを増やすような努力が必要です。
今回、Net募集を生かしきれたかは疑問ですが、それはともかくとして、求人に国籍条項がある場合は、国籍条項を外し、日本語で会議ができる事、合法的に働ける資格を持っている事を条件にしました。
3か月で10人ばかり面接をしましたが、日本人は3人だけ。後は、香港、台湾、中国の方たちでした。
驚いたのは、日本人以外の方たちのやる気と語学力です。
応募してきた外国人は、日本語検定1級を持っていました。試しに日本語検定1級の試験問題見てみたら結構難しいです。
語学に関しては特に香港の方は英語はできて当たり前、TOEIC 900点代なんて人もいました。
香港の言葉、北京語、英語、韓国語ができるという人もいました。
英語に関しては、英語での面接もしました。(もちろん、英語の達者な人が面接しました。)
いや~ 日本の若者ガンバレ!といった気持になりました。
中国の人を雇うのが、目的だった訳ではありません。
結果としてそうなりました。
ダイバーシティーとは言いますが、NASHのような小さい会社では、関係ないと思っていました。
日本の社会は、高齢化とともに足下にひたひたとダイバーシティーというか、多様化せざるを得ない状況が来ているのだと実感です。
そんななかから選んだ愛新覚羅です。
英語はそれ程でも無い(私より、ずっとできます。)ですが、明るい性格と勉強熱心です。
小さい企業ではOJTしかできないので、慣れるまで1年位はかかると思います。
皆さんよろしくお願いします。
※カード写真掲載は本人の許可を得ています。