梅雨入り 6月6日(水)  6427

b0069507_04210708.jpg東京は、今日梅雨入りしました。

「明らみて 一方暗し 梅雨の空」*高浜虚子

私にしては珍しく俳句です。
この句、フォトグラファーなら身に沁みる句です。
梅雨時期のロケの朝、明け方に起きて明るくなる空を見て、グレーな空の一部分に濃い雲があると、どうかこのままで雨降りませんようにと祈りたくなります。

今のロケには「死語」になった言葉があります。
「天気予備日」「天気判断」。
「天気予備日」は文字通りです。
ロケ日の次の日を天気予備日に設定して、キャスト、スタッフのスケジュールを押さえておきます。
本番のロケ日が雨もしくは雨が降りそうだったら、次の日にロケをずらします。
ロケを決行するかしないかを判断するのが、天気判断です。
天気判断はフォトグラファーがします。
例えば、ロケのスタッフ、キャストには「天気判断は当日の5時にします。」等と決めておき、微妙な空模様の時には、今日中止と連絡します。
その時に、天気判断に役に立ったのがTVの早朝番組です。
今でこそ、各局4時くらいから色んな番組を放送していますが、以前は4時から放送をしていたのは東京では日本TVだけで、その番組を見て判断したものでした。
その番組、今の華やかな早朝番組とは違い、スタジオのセットも貧弱で出演するキャスターの女性も、現在の出演者と比べると・・・ でした。
天気判断で中止にした日に雨が降ってきたりすると、ヤッター! と思い、晴れてきたりすると、天気とは反対に暗い気持ちになりました。それは、ロケを延ばせば経費も膨らむからです。
今でも「天気予備日」「天気判断」をしているロケってあるのでしょうか?
私の周りでは、ほとんど聞かなくなりました。
そもそも、クライアントに「天気予備日」という概念が無くなりました。
その大きな原因は「経済状況」、少なからず影響しているのは「デジタル化」です。

さて、今度の日曜日はヨドバシカメラ豊島園撮影会。
天気今から気になります。
はるか南の海では台風もいくつか発生しているし、梅雨前線の動きも怪しいし、今の天気予報は、けっこう当たります。

「梅雨晴れや蜩鳴くと書く日記」*正岡子規 になりますように。



by mash_boss | 2018-06-07 07:30 | 日常生活 | Trackback | Comments(0)
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