「書を捨てよ、町へ出よう。」は詩人、天井桟敷の主催者故・寺山修司の評論集です。
時は、1960年代後半。70年安保やベトナム反戦、学園闘争で世の中騒然としている時代でした。
映画のATG、芝居は寺山修司や唐十郎等のアンダーグラウンドが表面に出てきた時代です。
当時は、携帯もPCもありません。FAXもありません。固定電話は普及していましたが、個人で持っている若者なんて殆どいなかったと思います。
当時の若い人は、政治に関心のある人はデモに参加し、車が若い人にも買えるようになってきた時代なので、車で遊ぶ人も増えてきた時代です。それでも、寺山修司は若者に対して「書を捨てよ、町へ出よう。」と言ったのです。
そして先日「若い人の50%が、休日に家を出ない。」という調査結果が流れてきました。
何をやっているか? スマホ等をいじっているらしいです。
さしずめ、現代なら「携帯を捨てろ、町へでよう」といったところでしょうか?
特に、若い人はバーチャルでなく、できるだけ現物の色々を体験すべきです。身体が追いつかなくなったおじさんは、バーチャルでいいのです。
これからの日本はどうなるのだろうと、おじさんは思ってしまうのです。
というわけで、おじさんは、休日の今日も、久しぶりに車で家を出ました。
そしたら、本日の原宿、渋谷一帯は機動隊がたくさん出動していて、物々しい雰囲気でした。
原宿からファイヤーストリートを抜けて渋谷に出ようとしたら、渋滞が・・・
ちょうど、渋谷消防署の前あたりで、右翼の街宣車と機動隊の一悶着があったようでした。
ファイヤーストリートに機動隊、不思議な風景です。
今日気づいたのですが、機動隊の制服って以前のものと変わっているのですね。
いつから変わったのでしょう。
以前の制服より、少しスリムになったようです。
こちらは、私服の警察官。
ビブス付けているので、私服とは言えないかも。
こんな、ビブスあったのですね。これも、今日初めてしりました。
右翼担当の公安の方達でしょう。
一脚についたビデオカメラで、一悶着あった街宣車のようすを記録していたようです。
ちなみに、公務中の公務員には、いわゆる肖像権は無いようですが、公務の邪魔になるような撮影の仕方をしていると、公務執行妨害で捕まるそうです。
渋谷区役所仮庁舎前の坂の途中にも警備が・・・
今日は、いったい何があったのでしょう。
物々しい雰囲気の原宿、渋谷でした。
今日、持ち出したPEN-F。
昨日、データー移動でSDカードをMacにさしたまま、戻すのをわすれていました。(トホホ)
というわけで、本日の写真はiPhpne6で撮影でした。
最近は、物忘れが・・・ 年です。